永遠にあなたを
きっと会えばわかるよ すぐじゃなくとも
 



スーパーで買い物をするとき、
なんとなく産地を気にする。
前はとにかく国産ならと思っていた。
それは品質と安全性もそうだけど、
やっぱり日本にお金を落としたいから。
でも最近はその限りでもない。
いいものなら外国のものでもと思う。

日本を守りたいかな、おれは。
守りたいとは思う。
風景、日本語、倫理観。好きなものが多いし、
自分にしっくりくる。

日本酒を冷やで飲みながら
畳の上でごろ寝をしていると、
「日本人に生まれてよかったな」と思う。
生まれただけで、おれは幸せになる
アドバンテージをたくさんもらった恩がある。

でも、たまにばからしくなる。
守られているものは、安穏と固まるから。
小さな自分の陣地を守ることだけ考えて、
誰もが遠慮して責任も取らない。
短いスパンでものを考えていて、
何が残せるというのか。

いっそ小説みたいに世界を裏で操る
悪の親玉がいたら話は簡単なのに。
そうじゃないんだろうな。
ちゃんと自分で判断できるようにならないと。

おれがこの世に残したいものは何か。
何を選んで、何に自分の力を注ぎたいのか。
大人と話していて、よくも悪くも
自分に何もないと愕然とする。

おれの愛の定義は、
「自分が幸せだったら嬉しい。その範囲が、
この皮膚の輪郭より外にもあったら
それが愛してるっていうこと」です。

いつか目を瞑る時までに決めないと。

いつかなんて明日かもしれないって
何年も前に思い知ったはずじゃないか、おれは。

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