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荒木又右衛門

2007-11-07 12:38:30 |  映画(ア)
 373年前の今日11月7日は、荒木又右衛門が伊賀上野鍵屋の辻の決闘を果たした日であることに気付きました。昔この映画を観た記憶があるのでノートを紐どきました。やはり、1955年10月28日に京都花月劇場で観ていました。

 現在、この映画館はありませんが、新京極京都日活の北側にありました。と此処まで書くと当時の繁栄していた映画館街が瞼に浮かんできました。といっても当時の写真がありませんので、代わりに当時の雑誌の映画館街風景を拝借しました。1950年代映画黄金期の雰囲気が出現しているようです。
 以下は当時の私の鑑賞記コピーです。
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 華やかなチャンバラを売り物にする愚劣時代劇が数え切れなく出回る今日にあって、仇討ちという封建時代の産物と四つに組み込み、その非人間性を暴露している。
 又右衛門が助勢する義弟の仇、河合又五郎はある旗本に匿われている。池田藩では個人の仇討ちは許さず、藩で討とうとするので旗本対藩の争いに発展する。義弟と又五郎は悩む。
 又五郎は湯女に恋するようになり「町民ほど幸福だ」と告白する。義弟は又右衛門の計らいで晴れて仇討ちできる身になる。その過程における又右衛門の行動は、一分の隙もなく堂々としている。舞台で鍛え上げた松本幸四郎の名演だ。
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 甚だぎこちないこの一文を読んでいるうちに、荒木又右衛門像が甦ってきました。「弟の仇を兄が討つことは許されない」と決断。幕府による河合又五郎追放と池田藩の数馬への仇討ち許可により初めて行動する人となりが。
 赤穂浪士、曾我兄弟の仇討ちと共に三大仇討ちとされる荒木又右衛門の仇討ちは、幾たびも映画化されていますが、この作品は水準を抜く佳作だと思います。

 1955年.日(松竹)[監督]堀内真直[撮影]竹野治夫[音楽]木下忠司[出演&(役名)]松本幸四郎(荒木又右衛門)。山田五十鈴(みね)。大谷友右衛門(渡辺数馬)。大木実(河合又五郎)。島崎雪子(おこう)。[上映時間]12巻[私の評価]74点

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2 コメント

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決闘! (マーちゃん)
2007-11-07 13:56:40
今日は「鍵屋の辻の決闘」の日ですか。「荒野の決闘」「真昼の決闘」など、決闘と名のつくものは好きです(笑)。そうそう、堀部安兵衛の「高田馬場の決闘」も忘れてはいけませんね。荒木又右衛門の映画は見たことがありませんが、忠臣蔵は年末に見ないと一年が終わらない感じがします。「鍵屋の辻の決闘」も機会があれば見たいです。
Re:決闘! (アスカパパ)
2007-11-08 08:18:01
もう一つ、宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の決闘」もありますね。この映画も何度映画化されたことか、、。
洋画では「墓石と決闘」という替わった題名もありましたね。
私も忠臣蔵は年末の楽しみの一つです。

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