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私のジャンル別Best12(お正月なので十二支に因んで12本)【コメディ・喜劇】

2008-01-02 15:21:22 |  映画随想
①=子『お熱いのがお好き』(59)米。ビリー・ワイルダー監督
【ひと言】モノクロ映画ですけど、お正月につきカラーで景気づけしました。
【ふた言】私のレビュー抜粋>当時のアルバムを久し振りに眺めて見ました。我が職場は当時の映画が主題でした。「踊る大紐育」のフランク・シナトラ気取りの私が居ました(何処に?)。一座のスターは「水着の女王」のエスター・ウィリアムズ。演ずるは何と男性!でも品良く似合っていました。何を言いたいのかと言いますと、この映画のジャック・レモンと、トニー・カーティスの女装が決して悪趣味なものに見えなかったということです。


②=丑『チャップリンの黄金狂時代』(25)米。チャールズ・チャップリン監督
【ひと言】チャップリンはやはり、アラスカ金鉱に渦巻く人間の欲望から端を発して、究極は愛こそ肝要なりと、映画の石器時代とも呼べるべき1925年に、早くも人間ドラマを開拓したのではないだろうか。これはチャップリン時代の幕開け作品だ。


③=寅『アパートの鍵貸します』(60)米。ビリー・ワイルダー監督
【ひと言】真の愛の相手を気付くフランが耳にする銃音。それは空砲の祝砲でした。栓は飛びシャンペンは到来した新しき年を言祝ぐ。


④=卯『モダン・タイムス』(36)米。チャールズ・チャップリン監督
【ひと言】山高帽子にモーニング、右手にステッキを持って、工場から警察へ、牢獄から仕事場へ、歩み続ける愛すべきチャップリン。20年も前(2008年の現在からは72年前)の映画だというのに、画面の美しさ、今に変わらぬ優れた内容は驚嘆せしめる。【1954年11月24日公楽小劇で観賞当時の文】


⑤=辰『七年目の浮気』(55)米。ビリー・ワイルダー監督
【ひと言】この年の秋、ビリー・ワイルダーはオードリー・ヘプバーンで『麗しのサブリナ』を撮っている。3年後再びオードリー・ヘプバーンで『昼下りの情事』その2年後マリリン・モンローで『お熱いのがお好き』と続く。両女優を見事に活性化させたビリー・ワイルダー監督に脱帽したい。


⑥=巳『男はつらいよ寅次郎』(69~97シリーズ)日。山田洋次監督が殆どの作品を演出。
【ひと言】盆や正月になると映画館を賑わした寅さんシリーズ。20年ぶりに、矢切の渡しから柴又に帰って来る寅次郎の姿が何とも云えぬ。日本人の心という感じ。そして次第に寅さん世界に没入させられる。渥美清。この人でしか演じられない寅次郎の魅力が、そうさせる。それは笑い泣き怒り慰めながら生きていく、善良なる者、弱き者、されど挫けぬ者の、心の稜線が触れ合う世界。人情の世界だ。帝釈天の祭での寅次郎の活き活きとした姿に血が踊る。
←何作目?

⑦=午『シコふんじゃった』(91)日。周防正行監督
【ひと言】ちょっとおけれつだけど面白い。女性力士に感動しました。


⑧=未『陽気なドンカミロ』(54~55)(シリーズ)仏。ジュリアン・デュヴィヴィエ監督
【ひと言】 イタリアの小高い丘にある町、そこに展開する共産党町長と、保守派の愉快な牧師ドン・カミロとのユーモア溢れる話。喧嘩もするが仲の良い二人は竹馬の友。カミロに扮するフェルナンデスが好演、スターリンに似ている町長もベリイ・グッド。このように主義は違えど友情があれば今の冷たい現象【←東西冷戦時代の映画】も和らぐのに。 キリスト教の固パン牧師への風刺も効いている。パージされた?ドン牧師が汽車で旅経つ途中、インターナショナル町長と牧師が言い張る?場面は傑作。何ともいえぬ暖かい雰囲気に包まれる。 フェルナンデルの個性豊かな馬顔が印象的。【1954年7月観賞】


⑨=申『お若いです』(55)米。ノーマン・タウログ監督【ディーン・マーティン&ジェリー・ルイスのシリーズもの】
【ひと言】朝日会館のOSチェーン脱退に伴い新たにOSチェーンに参加、ロードショウ館に昇格したこの劇場は素晴らしいと聞いていた。やはり、スロープ式とスクリーンの良さ、椅子の座り心地良さ等申し分ない。京都一と思う。閑話休題、宝石殺人犯に自分のポケットに宝石を入れられたのを知らず、追いかけられるルイスの珍芸ぶりが見せ場。水上ショーはシネラマを思い出される。女学校内での珍騒動、汽車の中も面白い。殊に女子学園で彼の真似をして女学生が踊るのは傑作。子供に化けてタップの足取りで部屋から出て行く時は本当に笑わせる。【1955年10月8日京都パレス大劇場(現在はありません)にての観賞記】


⑩=酉『あの手この手』(54)米。ノーマン・パナマ&メルヴィン・フランク監督
【ひと言】ダニーケイと云う達者な役者ぶり!こんな痛快な映画は見始めだ。ただの笑いではなく、理知的というか、知性的というか、とにかく安っぽい笑いではない。秘密武器を巡るスパイ事件で災難を被る腹話術師モーガン(ダニー・ケイ)を巡り展開されるスリルとアクション、そのテンポの速さと面白さ。女性【←何故か此処で当時の文が切れています】


⑪=戌『フルモンティ』(97)英。ピーター・カッタネオ監督
【ひと言】わふぁっ!←何故かこれだけのメモが・・(笑)


⑫=亥『百万長者と結婚する方法』(53)米。ジーン・ネグレスコ監督
【ひと言】三人の中では、マリリン・モンローの滑稽さが目立った。視力が弱いので眼鏡を外すと人の顔は皆ズンベラボーに見える。彼氏と給仕を間違える仕草など、私自身も近視であるが故に、よく理解できる。【中略】何れにしても男性の私は、豪華なファッション・ショーも興味は薄く、「何故この映画を観に行ったのかなぁ」と思うような映画だった。1954年6月、京都宝塚劇場にて鑑賞。【2007年6月6日BSにて再鑑賞「失望も生活の一部だ」というセリフが気に入る】

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8 コメント

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マリリンさん! (スノーパンダ)
2008-01-03 14:35:01
これはこれは、の マリリンさん3本ランクインで
Happy な気持ちにさせてくれる記事をありがとうございました!

「お熱いのがお好き」のマリリンさん、まさしく 色白のもち肌で マシュマロみたいですね~ 最後まで明るく楽しいコメディで お正月にふさわしい作品ですね!

「しこふんじゃった」も「フルモンティ」も楽しかったなぁ。 周防監督は やっぱりコメディの方が好きな私です。。  
Re:マリリンさん! (アスカパパ)
2008-01-03 20:11:52
スノーパンダさん、こんばんは!お正月ですのに、さっそくのコメントありがとうございます。
やはり、マリリンさんは、天才的コメディアンではないでしょうか。私は特に意識しないで(本当です)コメディ・喜劇の傑作作品をランク・アップしましたら、彼女が3回も顔を出していました。
そう言われれば、「お熱い・・」は、ほんと~!お正月に相応しいですねツ!。
「しこふんじゃった」と「フルモンティ」にも、ご共感いただき、ありがとうございま~す!。
どちらも楽しい作品でしたね。
>周防監督は やっぱりコメディの方が好きな私です。。
言えてますね~。私もそう思います。
お正月企画ですね (マーちゃん)
2008-01-05 13:47:45
私は⑧⑨⑩が未見です。
マリリンとチャップリンがベスト12に多くランクインしてますね。
どれも面白い映画ですね。特に「フルモンティ」が可笑しかったです。
ふぁっ!という三文字(笑)。わかる~、そんな感じですよー。
こうして拝見していると、しゃれたコメディが多いですね。
私の場合、お下劣なコメディが上位に並んでしまいます(反省せねば・・笑)
Re:お正月企画ですね (アスカパパ)
2008-01-05 16:53:01
マーちゃん、コメントありがとうございます。
そうなんです。私の場合どうしてもマリリンとチャップリンが多くなりました。
マリリン出演作品のうち、2本はビリー・ワイルダー監督ですが、彼は「アパートの鍵貸します」も演出していますから、3回も顔を出しました。改めて、コメディ系に才があったかを再認識した次第です。
「フルモンティ」・・ニュアンスがそうですよね~。
あ、あの~決してお下劣なコメディが悪いってことはありませんよ~。「シコふんじゃった」など、おけれつ系ではないでしょうか。「お若いです」もそうだと思います。
マリリン3本! (ボー)
2008-01-05 20:27:34
連続コメントになりますが…。マリリンがこんなに選ばれていては、だまっていられません!
ありがとうございます!

おっしゃるように、ビリー・ワイルダーはすごいですね。ヘップバーンとモンロー、正反対の2人をうまく使うのですから!
Re:マリリン3本! (アスカパパ)
2008-01-06 11:26:36
極く自然に、いとも滑らかに、こういう選出になりました。
マリリンは、コメディ系作品には、天賦の才があると、ビリー・ワイルダーは見抜いたのでは?ないかと思ったりすることがあります。
同じマリリンを使ってはいても、ジーン・ネグレスコ監督とは、やはりビリー・ワイルダーに一日の長があることが歴然としているように感じます。
アスカパパへ (kju96)
2008-01-12 03:04:39
こんばんわ
今日からブログスタートです。
12干支のコメディ・・最高です。
どの作品も思い出が詰まった作品ばかりで・・懐かしく
やはり夢がありますね。
フランクシナトラの曲を聴くと良い時代のアメリカへと
誘われます。気分が良い日はシナトラのナンバーを口ずさみます。昔はゆっくりとした時間が流れていましたね。
アスカパパのブログに引き込まれています。
幸せです。映画、音楽は素晴らしいですね。
今年もよろしくお願いします。


kju96さん、ありがとうございます。 (アスカパパ)
2008-01-12 10:54:34
お正月なので、十二支に因んで、映画を思い出しながら書いてみました。
フランク・シナトラは、歌も芸も天才でしたね。
そうなんです。昔は確かに時の流れが悠々としていました。
今は、何か慌ただしいような気がします。川幅の広い流れから、急流に出たような・・。これは河の流れと逆ですよね。
何はともあれ、
こちらこそ、よろしくお願いします。

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