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2046

2005-11-04 09:24:29 |  映画ナ行
 この映画に関する事前知識は皆無だった。抽象画のような風景が現れ「2046では壮大なネツトワークが地球上に広がっている。怪しげな列車が2046に向かって出発している」とのナレーション。『千と千尋の・・』でも出てきたような列車が走っている。「乗客の目的は無くした記憶を戻すため」と続く。始めは「面白そうなSFではないか」と思った。が、「何故なら2046では何も変わらないから」とか「それが本当か誰も知らない。俺一人を除いては」とか意味不明のナレーションが続く。樹木の切断面のような画面になり「昔自分の秘密を知られないため木の穴に秘密を入れ泥で蓋をした」と来ると??。「2046から出てきたのは私一人」で「2046に彼女は居なかった」と云った尻から「もうどれだけこの列車に乗っているのか」とか来た。支離滅裂的メッセージにおつむの回転が鈍い私は混乱した。

 やっと生の女性が出現した。マンションの2046号室に拘る主人公に、支配人は「隣の2047号室なら直ぐ入れる」と言う。だがそんなことより私は冒頭の映像とナレーションが、これ以降展開されたラブストーリーと何う云う因果関係があるのかと不満を覚えた。それは作家チャウ(トニー・レオン)の小説の世界だっただけのことかと。もしそうなら妙に勿体ぶって格好をつけただけではないのか。

 支配人は、娘ジェンウェンと日本人(木村拓哉)との仲に反対していた。2046号室に女性が入り、男と愛を交わし、引っ越し、男とよりを戻す話など登場する。どうやらこれはチャウが「2046年にアンドロイドが乗る列車で、過去の愛を取り戻せるという2046に向かう」という趣旨の小説を書いているらしい。この映画いやに2046という数字に拘る。何か曰くが在るのだろう。それにチャウの過去の女性遍歴が交錯する。まるで妄想と過去と現在と未来を攪拌機で掻き回すみたい。冒頭が支離滅裂なようにラブストーリーも支離滅裂。これをSF的恋愛物語というのだろうか。何だか騙されたような感じ。こういう映画は勘の鈍い私には不向きである。
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2046 (いつか深夜特急に乗って)
「2046」★★★★(盛岡フォーラム) 2004年香港 監督