アスカ・スタジオ

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按摩と女

2009-06-23 11:54:17 |  映画(ア)
 71年前の映画なれども色褪せず。昨年劇場で観たリメイクは、色彩もカラー。音響技術も数段上。こちらはどうこう言えぬモノクロ画面。開発間もないトーキーは金属製の音響く。だのにこちらの方が佳い。

 先ずは鄙びた温泉の、小川の河鹿の声が佳い。今や河鹿の声などは、殆ど聞けぬと思うゆえ。セットよりもロケ重視。清水宏の演出は、朽ちかけ建家もチラッホラ。天井や外灯の白熱灯。陣笠セードの臨場感。

 馬車の蹄はポコポコと、砂塵をたてて砂利道を。按摩に尺八情緒有り。裏返しの着衣を掛け直す、その手に仄かな恋心。伊豆の踊子思い出す。学生追い越す場面省略。別れの場面の音楽麗し。今年映検に登場す。古くとも新しき証なり。

 1938年.日(松竹)[監督&脚本]清水宏[撮影]斉籐正夫[音楽]伊藤宣二[出演]高峰三枝子。徳大寺伸。桧森新一。爆弾小僧。佐分利信。坂本武。春日英子[上映時間]1時間36分[私の評価]75点

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