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隠し砦の三悪人

2008-09-22 16:43:36 |  映画(カ.~キ)
 西部劇的雰囲気が充満している。派手な馬捌きもあれば、よく滑る山に苦闘する場面もある。山狩りに火祭り。音楽が踊っている。周知の通りジョージ・ルーカス監督が「スター・ウォーズ」に引用した有名シーンで、太平、又七の二悪人が登場。といっても悪人呼ばわりは稍不適切。

 六郎太に至っては悪人に非ず。題名些か不適切と思うけど?。映画では昔使われていた言葉その儘だが、聴覚障害者に仕立てた雪姫を早川領まで護衛する六郎太なんだぜ。
 ただ、雪姫に扮した上原美佐。野花を摘む1カットはあったけど、やはり、拳を握り過ぎ。そして突っ立ち過ぎだな。

 それにしても、六郎太が二悪人を利用する面白さ。あっと言わせる関所破り。死中に活を求める宿での爽快さ。山名藩の田所兵衛との大立ち回り。等々大満足する時代劇だ。これを痛快時代劇と言わずして何とする。

 半世紀前に観た興奮が今もあった。序でながら、終戦後年々増加を続けた映画館入場者数は、この映画が公開された1958年をピークにして、以降減少の一途を辿っていく。今世紀に入り稍暫増の兆しはあるが、現在までの趨勢は奇しくも私の映画館入場回数と比例しているようにも思える。

 黄金の 砦に隠れし 衰退期

 1958年.日(東宝)[監督]黒澤明[撮影]山崎市雄[音楽]佐藤勝[出演]三船敏郎。千秋実。藤原釜足。藤田進。上原美佐。志村喬[上映時間]2陣19分[私の評価]78点

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4 コメント

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アスカパパへ (kju96)
2008-09-29 07:58:27
個人的には、大好きです。
娯楽作品を取らせたらナンバー1ですね。
三船敏郎が、今でも外国人に愛されるのが分かります。
馬上のシーン・・・素晴らしいとすら感じます。
黒澤と三船でなければ出来ない娯楽作品ではないでしょうか。
kju96さんへ (アスカパパ)
2008-10-01 16:15:12
いゃ~!全く同感です。
素晴らしい娯楽映画ですよね。
力を抜いた娯楽編 (ボー)
2008-11-24 10:57:27
岩山、馬など、なるほど西部劇のようでもありますね。
あの2人が小悪党的なイメージ、三船はうまいこと彼らを使う、ということで「三悪人」なのでしょうか。悪人というほどじゃないですよね。
ムヅカしいことを考えずに楽しめる一編でした。
ボーさんへ (アスカパパ)
2008-11-24 21:24:38
コメントとトラバ、ありがとうございます。
仰る通り、これは難しいことを考えてはいけませんよね。
淀川さん調に言えば「ほんと、楽しい、楽しい、時代劇でした」
ボーさんのコメントを拝読しながら、「三悪人という命名も、お愛嬌なのかもしれない?」と、ふといま思いました。

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