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サウンド・オブ・ミュージック

2005-05-05 12:08:04 |  映画(サ~シ.)
これで何度目の鑑賞だろう。正月に放映していた「サウンド・オブ・ミュージック」をまた見た。それが何度見ても飽きない。見る度に新たな感動さえ感じる。製作後40年経っているのに、その色彩の美しいこと。冒頭の、白銀のアルプスを背に、緑成すザッツブルグの草原。歌うジュリー・アンドリュースの爽やかさ。これぞミュージカルだ。

ミュージカルといえば、普段の会話風景中に突然歌い出したり、踊り出す不自然さに違和感を覚えることもあるが、この作品は物語との一体感があるから、殆どそれを感じぬ。強いて言えば、修道院の女性達がマリアについて歌う場面ぐらいだ。

トラップ大佐の「君は家に音楽を甦らせてくれた」が象徴的。マリアと7人の子供たちの人形劇が実に楽しい。此処での子供たちの「お休みの挨拶」や、大佐が心の底から感動的に歌う「エーデルワイス」が、巧みな伏線になっているからこそ、後程、7人の子供たちが、ハイドンの「告別交響曲」のようにステージから順に消えていくシーンと、会場内に次第に高揚していく「エーデルワイス」の感動が倍加していることも見逃せない。

話は此処から反ナチ、愛国の精神が次第に高揚してくる。これ見よがしと壁面に垂れ下がるオーストリア国旗が印象的。この作品は、ミュージカルと反戦思想を巧みに合体させている点が実に巧妙。

「雪のように白い花・・咲き誇れ何時までも・・エーデルワイス・・エーデルワイス・・永遠に祖国を護っておくれ・・」その歌声は深く、鋭く、人々の心を動かす。愛国の涙ここに有り。

探照灯の光が大佐一家を照らすショットは迫真的だ。「虹を追っていけば、夢はきっと見つかる」ラストの脱国風景は『大いなる幻影』を想起して余りあり。私にとっては、ナンバー・ワンのミュージカル映画である。

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14 コメント

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観ました~~ (izumi)
2006-01-26 17:05:44
アスカパパさん、こんにちは~。

観ましたよ~~、良かったです!!

本当に観て良かったな~と思いました。

そっか、ミュージカルと反戦思想を巧みに合体させているのがポイントなんですね。

『エーデルワイス』の大合唱は本当に感動的でしたね。

アスカパパさんのコメントのお陰で素晴らしい映画を観ることができました。ありがとうございます♪
お気に入って頂いて嬉しいです。 (アスカパパ)
2006-01-26 19:55:23
ついでながら、以前にお奨めしたミュージカルに書き損じた映画がありますので、追加したい映画を次に書かせて頂きます。(あくまで私の独断と偏見がはいっていますので、お気にいって頂けるかどうかは?がつきますが)



感動系『スタア誕生(主演ジュディ・ガーランド)』



熱烈豪華系『オクラホマ』『夜は夜もすがら』『ウエストサイド物語』



夢を見る系『ガラスの靴』



ベテラン系『サロメ』『パリの恋人』『恋愛準決勝戦』
久しぶりに・・・ (プラム)
2006-02-09 14:34:06
 映画の記事をアップしまして・・・

その第一弾がこれ。。

大好きです

TBさせて下さいネ。
TBとコメントありがとうございました。 (アスカパパ)
2006-02-09 15:56:47
そうです!あの「エーデルワイス」の大合唱は、正に大感動!!でしたよね。

ps.

プラムさんのコメントを私、はやとちりしまして、第1号レビューと思ったのですが、よ~く読ませて頂くと、久し振りの映画記事の第1弾だったのですね。失礼しました。

ミュージカルの最高峰 (kju96)
2006-05-05 13:35:49
この映画は感動的でした。

歌は勿論、町並みの美しさ、

アルプスの峰、何より

撮影が素晴らしかったですね。



この映画に魅了されザルツブルグに行きました。

ロケーションの場所も旅しました。

壮大な自然は抜群で!

レス・メイフィールドの空の旅は

映画そのものでした。



映画のストーリーとは異なって

撮影場所がナチスの避暑地で撮影されたのが

面白かったですね。



今も、旅行ツアーがあるのか知りませんが

やっているでしょうね。
おはようございます アスカパパさん (SUKIPIO)
2006-06-23 10:12:53
私の記事での、コメントとおほめの言葉まで頂きまして、ありがとうございました。

また、今後の投稿への大きな励みにもなりました。

書いている間にも、もう一度作品を見たくなるぐらい、夢があり、ミュージカルの見方をも一変させた作品でした。

すいません、書き忘れました (SUKIPIO)
2006-06-23 10:17:42
申し訳ないのですが、T・Bさせて頂ます。

宜しくお願い致します。
SUKIPIOさん、TBとコメントありがとうございます。 (アスカパパ)
2006-06-23 15:27:15
なかなか貴重な資料ともなるTBありがとうございました。

どうぞTBは大歓迎ですので、何時でもご自由にお願いします。

『サウンド・オブ・ミュージック』はミュージカル映画の不朽の名作として、誰でも認める映画といえますね。

Unknown (PANA)
2006-11-12 10:45:12
大好きな映画です。

>ミュージカルと反戦思想を巧みに合体させている点が実に巧妙
私も同感です!
この作品の価値を高めていますよね。
PANAさん、TBとコメントありがとうございます。 (アスカパパ)
2006-11-12 11:56:12
この映画には、ほんとうに惚れてしまいますね。
年が迫るとベートーヴェンの第九が演奏されるように、年に一度は観たくなる映画ですよね。

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