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浮気なカロリーヌ

2010-05-30 11:56:04 |  映画(イ~ウ)
 舞台はナポレオン時代のイタリア。オーストリア軍を破り、この地に駐留しているフランス軍の司令官サランシュは、妻カロリーヌを「パリに残すのが心配」と同伴して居た。
 今日は7月14日。フランス革命記念日だ。母国ではパリ祭華やかなりし頃。司令官邸も舞踏会を計画する。打合せに来たバレエ教師リヴィオが、カロリーヌにぞっこん。カロリーヌもこの美男子に熱々。と相成る。

 その夜、暴動が発生。将軍は妻を伴い、クレリア伯爵夫人邸に逃げる。忽ち伯爵夫人と濃厚な仲になる将軍。嫉妬するカロリーヌ。と来れば、後は予想通りの展開と相成る。
 戯れ来る兵士を払い、やっと逢えたリヴィオは反乱軍の首領だった。「オーストリアへ行こう」と誘惑する彼。「やっぱ私は夫を愛していた」と目覚める彼女だった。
 折しも母国から救援軍到着。カロリーヌの命乞いで救われるリヴィオ。と、調子よすぎる艶笑コメディ。無論見ものは、カロリーヌに扮するマルティーヌ・キャロルのお色気。

 
 バスを使う彼女の豊満な肢体が、チラッと…。といっても、レイティング・システムが甘すぎるのか(1966年;プロダクション・コード改訂:成人観客に推奨制度から)露骨な描写が乱れ狂う現代に比べれば、他愛のないもの。
 1961年;品位が在れば同性愛描写も認めるようになった事から、現在多く見られる同性愛映画に比べたら、その健全なこと。
 映倫など無い、古き良き時代だった。男性の男性たる証明が得られる映画である。
 あまり真剣に、こと真面目に考えず、ハハハと笑って忘れて終えば事足りる。1953年12月17日(木曜日)。今はその姿を留めぬ京都宝塚劇場。超満員の観客は健全な男性が占めていた。

 トップ画像を見ると、この年は29日「虹の世界のサトコ」で、全42本の鑑賞を終えている。その中から選んだ1953年Myベスト・テンが懐かしい。今なお鑑賞に耐え得る作品が、ズラリと上位に並ぶ。
 花咲ける映画黄金時代の到来を告げる息吹が匂う。
 

 [私の評価]凡作(但し女性の眼からは恐らく駄作の烙印がつくだろうと推察)。
 1953年.仏[監督]ジャン・ドヴェーヴル[撮影]アンドレ・トーマ[音楽]ジョルジュ・ヴァン・パリス[主な出演者]マルチーヌ・キャロル。ジャック・ダクミーヌ。ジャン・クロード・パスカル。[原題]UN CAPRICE DE CAROLINE CHERIE[上映時間]1時間45分。

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