アスカ・スタジオ

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めまい

2006-09-26 10:18:22 |  映画(ムメモ&ヤ行)
 坂道の美しいサンフランシスコの街並みから森に入る。大木の年輪から「私はこの辺で生まれこの辺で死んでいる」と呟くマデリン(キム・ノヴァク)が怪しく写る。彼女の曾祖母というカルロッタ・バルデスの肖像画がそうさせるのだ。事実そのネックレスがこの事件の鍵となる。鮮やかな展開に感服する。

 スコティ(ジェームズ・スチュワート)の高所恐怖症を活かした鐘楼での展開と共に、この映画の優れた原動力といえよう。 部分的には小さい不満はある。後半の恋愛映画に変貌しかねないところや、ビルの窓に確かに見かけたマデリンがどうして居なくなったか?という密室の怪など。

 ま、そんなことは目を瞑ろう。私個人の興味である、ヒッチコック監督の登場場面もキャッチ出来たことだし。本当に目舞いしそうな映画である。

 1958年アメリカ映画。

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6 コメント

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アスカパパヘ (kju96)
2006-09-26 19:59:59
秋の夜にヒッチコックも良いですね。

J・スチュアートがK・ノヴァクを尾行する時の

バーナード・ハーマンの音楽がスリルを演出。



ヒッチコックも少し書く事にします。

ありがとうございました。
kju96さん、こんにちは。 (アスカパパ)
2006-09-27 14:30:36
『めまい』はヒッチコック映画の中では、私はいい方に挙げたいです。

ヒッチコックの作品評は、その性格上、筋書きに触れすぎると幻滅ですので私は何時も苦労します。



文才に長けたkju96さんのヒッチコック評を楽しみに待っています。

こちらこそ、ありがとうございました。
お早うございます、パパさん。 (DCP)
2008-04-28 10:47:03
街でマデリンに似た田舎っぽいOLを見つけたスコティ。まるで着せ替え人形のようにしてイメージ・バックして進行して行く。私はこの辺りが一番ハラハラドキドキしましたね。それにしてもクワインにしてもヒッチ監督にしてもキムをとても綺麗に撮る。監督冥利に尽きる。否、女優冥利に尽きる。こんなクール・ビューティを嫁はんにしたら私しゃ馬車馬みたいに働きまっせ、部屋に鍵かけて一歩も出さん(笑)。
DCPさん、こんにちは。 (アスカパパ)
2008-04-28 11:52:09
何時もコメント有難う御座います。
ははは、DCPさんの何時もながらのウィットにたけてユーモアに溢れたお言葉に思わず微笑んでしまいます。
ところで私は、映画は人生の縮図と思って観ていたのですが、ヒッチコック先生は「映画は人生から退屈な部分を取り去ったものだ」という意味の言葉を発しられたということを漏れ聞き、ショックと同時に「なるほど」と思っています。ヒッチコック映画に退屈な部分は皆無ですものね。
こんばんは☆ (miri)
2010-05-05 22:49:06
いつも有難うございます。
トラックバックを送らせて頂きました。
アスカパパさんの後にコメントを書いてくださった「ロッカリアさん」という人のご意見が面白いと存じますので、良かったらお読みくださいませ~!

では、明日も良き日になりますように~☆
miriさん、こんにちは。 (アスカパパ)
2010-05-06 14:05:12
コメントとトラックバックありがとうございます。
 私の後の方のコメント読ませて頂きました。いろいろな方のご意見なりご感想を読ませて頂くことは、いい勉強になりますね。

 あの冒頭の“めまい”は、ソウル・バスによるタイトル・デザインでして、この人の、新鮮且つ奇抜で、垢抜けしたデザインは大好きです。
 ヒッチコック監督や、オットー・プレミンジャー監督が好んで用いられています。

 「救命艇」(私の選ぶヒッチコック作品ランキング15位)にも、「めまい」と同じような思想が垣間見られたような気が、ふと今しました。もっとも、これは感覚だけでして、はっきりしたことは言えませんけど、、。

 ヒッチコック監督は、常々、「私は、退屈な部分をカットして、人生を撮る」というような意味の言葉を言われていたと聞いていますが、この映画もこれに当てはまるのかなぁ?。
 いずれにしても、映画は、奥深くて、面白い。この事だけは確かだと思います。
では、また。

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