アスカ・スタジオ

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アメリカの戦慄

2010-04-13 12:11:27 |  映画(ア)
 人種的偏見の強い地域で、黒人少年の白人少女殺人事件が起こる。白人と共産主義者の狭間で、一人敢然と正義を振り回し、愛で少年を死刑から救う駆け出し弁護士の物語である。反共映画といわれているが「党のぐるぐる変わる方針にはついて行けない」と女が告白するところ等真実をついている。人種差別の欠陥も鋭くついている。原題はTRIAL。
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 以上がリアルタイム鑑賞記であるが、古今東西を通じ、後を絶たない、証拠不充分な儘の死刑求刑に慄然とする。
 黒人少年と書いていたが、メキシコ人少年である。また、駆け出し弁護士と書いてあるのは、グレン・フォード扮する大学助教授ブレイクのこと。

 彼が雇われた法律事務所の弁護士キャッスルが左翼思想のリーダーと判明。彼の真の目的は政治資金獲得にあった。というところが味噌の映画であった。
 赤狩りや、人種差別の嵐が吹きまくっていた当時のアメリカ社会の様相が如実に分かる。
 映画は、その時代、時代に応じて、それぞれの時代を反映した作品が生まれる。と言う事を再認識させられる。

 飛弾への旅で、禅昌寺の樹齢1200年と言われる杉の大木を見た。この杉も、日本のいろんな時代、時代の変遷を眺め続けているのだなぁ。

 

 [私の評価]準佳作。
 1956年4月17日、友楽洋劇にて鑑賞。米(MGM)[監督]マーク・ロブソン[撮影]ロバート・サーティース[音楽]ダニエル・アンフィシアトロフ[主な出演者]グレン・フォード。ドロシー・マクガイア。アーサー・ケネディ。ジョン・ホデアク。カティ・フラード[原題]TRIAL[上映時間]1時間45分。

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