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コールガール

2010-02-22 14:11:04 |  映画(ク~コ)
 昨日の「ワーキング・ガール」に続いて、訳題の後半部分に同じ「ガール」の名が付く作品。邦題からして、より官能的な空気を感じたが、内容は、一昨々日に観た「キッスで殺せ!」と同系統のハードボイルド系の映画だった。
 比較してみて、内容にそれ程の優劣は感じない。が、前者より15年後の作品ともなると、流石に近代的なセンスを感じる。何よりも、光と影に煌めく夜のNYを始めとする雰囲気が秀逸。冒頭のオーディション・モード漂う風景から、一気にのめり込ませて行く魅力に満ちている。



 映画は映像の芸術である以上、撮影の可否は作品の質全体を左右することは論を待たない。「いい撮影だなぁ」と思っていたら、ゴードン・ウィリスだった。
 彼はこの翌年の「ゴッドファーザー」では、一転して、陽光間眩いシシリー島を撮っている。泰西名画を思わすような数々の映像は今も印象に深い。
 アラン・J・パクラ監督は気に入ったのか、この5年後「大統領の陰謀」でもコンビを組んでいる。

 探偵役も暴力的な匂いがきつい「キッスで殺せ!」のマイク・ハマーよりも、深刻そうな雰囲気を宿すクルート警官の方がいい。ドナルド・サザーランドのあの額の縦皺が多少目に障ってもだ。
 肝心のことが最後になってしまった。主役のジェーン・フォンダ。パーフェクトに近い。「黄昏」の父娘競演が思い出される。さすが、名優、ヘンリー・フォンダの娘御さん。血は争えない。[私の評価]準佳作。

 1971年.米(WB)[監督]アラン・J・パクラ[撮影]ゴードン・ウィリス[音楽]マイケル・スモール[主な出演者]ジェーン・フォンダ。ドナルド・サザーランド。チャールズ・チオッフィ。ロイ・シュナイダー[原題]KLUTE[上映時間]1時間55分。

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2 コメント

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おはようございます。 (ボー)
2010-05-05 08:19:52
画像にあるオーディション(モデルの?)風景など、印象的でしたね。
コールガールと侮るなかれ、そこから這い上がろうともしている様子を見せるあたりも、いい脚本でした。
全体的にムードのある映画でした。
ボー さん、こんにちは。 (アスカパパ)
2010-05-05 16:18:48
楽しい連休を過ごされたことと、お察し致します。
観てがっかりする映画もありますが、この映画は、予想外に佳かった部類に入ります。

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「コールガール」 (或る日の出来事)
ジェーン・フォンダが、アカデミー賞などで主演女優賞を受賞した作品。