アスカ・スタジオ

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吉田秀和さんを偲んで

2012-05-31 15:39:33 | ■読書・自由記述
 吉田秀和さんが98才の天寿を全うされたとの訃報が伝えられてより、追悼記事が各所で報じられて居る。何を今更の感もあるが、一音楽マニアとして、一言だけお悔やみの言葉を捧げたい。
 映画とクラシック音楽が趣味の私。そのそれぞれに、人知れず薫陶を受けている人物が居る。前者は、今は亡き映画評論家、津村秀夫氏。後者が吉田秀和氏である。
 お二人に共通するのは、一素人の私にも入り込み易くて、親しみを覚えるその文章表現にある。ともすれば、専門用語や外国語を多用した文体に接することが多いのがこの分野である。
 そんな中で、実るほど頭を垂れる稲穂のような文章は、その人柄が偲ばれた。吉田秀和さんには、つい最近まで、購読紙の文芸欄で接していた。その若々しさは、これまた100才の天寿を全うされた映画監督、新藤兼人さんとも共通する。
 吉田秀和さんが書かれる音楽評論を拝読するたびに、書かれたその音楽を直ぐにでも聴いてみたい衝動に、よく駆られたものだ。もうそのお言葉は聞けない。でも今迄語られた数々の言葉は、折りに触れ思い起こすことと思う。
 衷心よりご冥福をお祈り致します。

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