アスカ・スタジオ

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OUT

2005-07-21 10:07:55 |  映画(ア)
先に「明日があるさ」をぼろくそに批評したけど、今日(2002年10月24日)この映画を観て、「OUT」にも共通の感性があると感じた。「明日があるさ」と同じように減点してみる。

(1)妻が夫を殺す納得性に欠ける。殺した後で直ぐ後悔している有様からも、このことが証明できる。「マイナス5点」
(2)殺した後、警察に行く気が全く無い。友達に死体の処置を頼んで平気な顔。この心理が全く不可解。「マイナス10点」
(3)頼まれた方も、最初に一言「警察に--」と言っただけ。いとも簡単に死体処置を引き受けてしまう。この心理が解らない。また、こんな恐ろしいことをしていて、恐怖心が全く無い。不可解極まる不自然さである。精神異常者でもないのやで。共犯者まで増やすに至っては何おか言わんや。「マイナス10点」
(4)共犯者も、いとも簡単に引き込まれてしまう。こちらも恐怖心が見当たらぬ。観ているこちらまでおかしくなるよ、全くもう。「マイナス10点」
(5)更に不可解なのは、警察は何をしているの、ということ。ゴミ箱でバラパラ死体が発見されたと、テレビで報じているのに。ヤクザまがいの男を犯人と決めつけているだけ。これでは犯罪も増えるよな。「マイナス10点」

 結局この映画は、何を言っているのか。誰でも思いも寄らぬ殺人をふとしたことからやってしもたり、手伝ってしまうことがあるよ。とでも言ってるのか。それともスリル、サスペンスのみが目的なのか。細切れ殺人を行う描写など、全く心臓に悪いぞ。

「犯罪映画なんて山ほどある。この映画の意図するものを分っていない」という声もあろう。そのことは全く判らない訳でも無い。多くの外国映画には悪や犯罪を描いていても心に残る作品が数多くある。この映画はそのように感じない。この種の作品には、どうしても厳しい結論になる私である。

現実主義者なのかな?それとも、遊び心に乏しいのかもしれない。評判の映画でもあり、異論のある方が多いのは承知している。でも私にとっては、どう藻掻いても、この作品には素直に同期出来ない。何か違和感が残る、後味の悪い映画というのが偽らざる心境である。このように考える人間も居ると言うことだ。いろんな考えがあるからこそ映画は面白い。
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2 コメント

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はじめまして (pandamedia)
2005-07-21 22:31:02
コメント _& TBありがとうございました。「OUT」観ました。私はただ単にキャスティングに惹かれて観てしまいました。「お金だけでバラバラ殺人の手伝いをするのもどうかなぁ」、とか、「西田尚美がこれでは珠緒状態ぢゃん」とか思いました。コメント読ませてもらって、まぁ、"ドラマ"として観てしまえば、現実とダブらせて考える方が無茶じゃないのかしら、とも思っちゃいました。

コメントありがとうございました。 (アスカパパ)
2005-07-23 14:24:28
そうですね。

ドラマとして見ればいいのですね。

いゃ~言われる通りです。

私は現実とダブらせて見過ぎたようです。

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