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突撃

2005-08-08 18:02:18 |  映画(ツ~ト)
『攻撃』『最前線』と、このところ(1958年)戦争映画が多いが、戦争否定の主題なのは喜ばしい限り。『戦場にかける橋』で結集された感あるも、この作品もそれに勝るとも劣らない佳作だ。

昇進欲に駆られ無理を承知で総攻撃を引き受ける師団長。そのために幾多の人命が保古同然に散って逝く。前進不可能の戦況でも連隊は責任を問われる。各中隊から1名計3名が軍事裁判に掛けられる。仲間弾きされて居る者、抽選に当たったもの、そして臆病の中隊長から睨まれている者である。

彼等は死刑を宣告される。この時カーク・ダグラス連隊長が、効無しと知りつつも、人間の良心に鋭く食い込む弁護をする場面は迫力がある。味方が味方を殺す。身の毛も弥立つ描写だ。戦争では何と人命が易く見られていることか。

三人の死に対する恐怖苦悩。そして刑場シーン。此の矛盾した現実を正視させる。打楽器のみを用いた音楽の悲壮さ。兵は死ぬ。勇ましい連隊長は昇進を拒み再び前線へ。臆病な師団長は罰を受ける。

この閣下殿は人間を知らず良心を麻痺された軍人精神に徹しきっている。軍隊は何処の国においても同じ事である。此の作品に登場する唯一の英雄、連隊長が前線出動命令に対し「もう少し待ってやれ」と言ったのも知らずに、女の声に和して歌っている兵隊の哀れなラストシーンよ。原題 Paths of Glory アメリカ映画
【2012/1/10追記】
上述の記事は、下記リアルタイム感想文を要約したレビャーである。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは☆ (miri)
2012-01-09 22:23:07
コメントとTBを有難うございました☆

>味方が味方を殺す。身の毛も弥立つ描写だ。戦争では何と人命が易く見られていることか

この映画はいろんな事を伝えたいのでしょうけど、最終的にはこの事を一番伝えたかったように思いました☆

リアルタイムご鑑賞の(思いだしての?)力強い記事ですね~。

※ウェブリブログの件、承知いたしました。お気をつけて・・・。
※私も何とか本日を乗り越えられそうです。
miri様。 (アスカパパ)
2012-01-10 12:03:00
コメントとTBありがとうございます。

>リアルタイムご鑑賞の(思いだしての?)力強い記事ですね~。

リアルタイム鑑賞時にノートに書いた感想文の画像を、TBさせて頂いた本文に、いま追加しました。もしよければ、もう一度眺めてください。
加除訂正が多くて自分でも見辛いので、ノートから転記した際に要約したレビューです。

>※ウェブリブログの件、承知いたしました。お気をつけて・・・。

ありがとうございます。予定は来月中旬頃になりそうです。

>※私も何とか本日を乗り越えられそうです。

いつも本家へもお伺いしています。お気持ち、よく分かるつもりです。

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