陽だまりの旅路イスキア

あ、slice of life…日向香を感じる日々の暮らし…

小磯記念美術館の粋

2017年11月22日 | slow culture

11月の某日。小磯記念美術館へ。
開催されていた“フランス近代絵画と
珠玉のラリック展”を鑑賞してきた。

これはユニマットという会社の創業者が
所蔵している、所謂ユニマットコレクション
の一部である。ミレー、コロー、ドービニー
クールベから印象派のドガ、ルノワール、
ユトリロから藤田嗣治まで。そして
アールデコ、ラリックの硝子器の数々。

途中、小磯画伯の再現されたアトリエで
解説員の説明も聞く。小春日のとても
神戸らしい粋で素敵な展覧会であった。

藤田嗣治のあの白はやはり異彩を放っていた。
そして大好きなユトリロの作品が一点だけ。
“バニューの教会”が見れたのは嬉しい。
ラリックの立像“笛奏者”これは美しい。

至福のひとときであった。

嗣治の白の鮮烈冬来たる
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