11月の某日。小磯記念美術館へ。
開催されていた“フランス近代絵画と
珠玉のラリック展”を鑑賞してきた。
これはユニマットという会社の創業者が
所蔵している、所謂ユニマットコレクション
の一部である。ミレー、コロー、ドービニー
クールベから印象派のドガ、ルノワール、
ユトリロから藤田嗣治まで。そして
アールデコ、ラリックの硝子器の数々。
途中、小磯画伯の再現されたアトリエで
解説員の説明も聞く。小春日のとても
神戸らしい粋で素敵な展覧会であった。
藤田嗣治のあの白はやはり異彩を放っていた。
そして大好きなユトリロの作品が一点だけ。
“バニューの教会”が見れたのは嬉しい。
ラリックの立像“笛奏者”これは美しい。
至福のひとときであった。
嗣治の白の鮮烈冬来たる