店長のコラム

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ひどい目にあいました

2007-03-02 | 近況
ひどい目にあいました。


お客様の中には他店でトラブルがあって、そのケアに来店される方もいます。
「勧誘で嫌な思いをしたから」という方もいますが、もう少し深刻なトラブルも多いです。
代表的なのが、「レーザーシミ取り」と「ケミカルピーリング」です。

エステサロンで公然と行われておりますが、本来は医療行為に抵触するので禁止されています。
脱毛も含めると、訴訟の多い施術です(最近はアートメイクも加わりますが)。
時々逮捕者が出て、エステ業界を震撼させます。
トラブルが起きたときに、きちんと対応ができないと訴訟に発展してしまうケースが多いのだと思います。

さて、その中のケミカルピーリングですが、にきび対策として私は評価しています。
お客様に勧めたこともあり、そのような時には必ず「医師の行っている皮膚科か美容整形へ」と伝えています。
言っているばかりではいけません。
潜入体験してきました。

地元は避けて、某駅の美容に力を入れている某皮膚科へ。

1回目はカウンセリングのみ、2回目が施術です。

スタッフが目元・唇にワセリン。
準備万端でお医者さん登場。
「つけますよ~」という声と共に、酸をしめらせたコットンが塗布されました。

顎から順に塗っていたのですが、鼻のところでグッとおさえつけられ・・・左の鼻の穴に、酸が入ってしまいました!
ツーンとした痛みが襲い、涙が出てきました。

涙に気づいた先生が
「目に入りました?」
「いえ、鼻の穴に・・」
「あら、湿らしすぎたかしら」
「いたたたたた」

看護師さんがティッシュをまるめて鼻におしこめました。
「大丈夫ですか?」
「だいじょうぶ・・・うぐっ」
しゃべった途端に、鼻からのどに酸がまわってしまいました。
のどに強烈な痛みが襲います。
「のどに・・」

初めての事故なのでしょうか。
皆さん「どうしましょう」ばかりで、何もしてくれません。

「(寝ている状態で)うがいをさせてください」
「じゃあ、こちらに」
「こちら??目をあけても平気ですか?」
返事をもらえなかったので、起き上がり目を開けて洗面所へ行きました。

うがいをしてもぜんぜん痛みはとれず、そうしたら目に激痛!
「目に入ったみたい」
「目はあけちゃいけませんよ。あけちゃった?」
だってここまで歩いてきてるじゃん。先生遅いよ・・・。

「じゃあ、もう洗っちゃってください」
先生、動揺してるな~。
一度全部水洗いました。

酸がまだそのまま顔についているので、手が商売道具の私はそのまま顔を洗うことに大きな抵抗があったのですが、それ以上に痛みがひどくてとにかく洗いました。

洗って、うがいして、「大丈夫ですか?」「まだ痛い」を4回くらい繰り返して・・。
ふと気づくと、私はスタッフ3人に囲まれていて、少し後方で呆然としている先生。
何も指示がないので「どうしたらいいですか?」と聞いたら「ああ・・ピーリングを続けましょう」

うーん、その対応はいかがなものか。
私の状態チェックと、状況説明と、続行するかの意思の確認では?
小心者の私は言えずにベッドに横たわりました。

「あと1分だったので、1分だけやります」と、再度塗布してすぐ終了。
その後、冷タオルで沈静をしました。
この間も鼻からのどにかけてがヒリヒリヒリヒリ。
ずーっと洗浄していたい気分です。

ピーリングと一緒にイオン導入を予約していたのですが、看護師さんは終わりの雰囲気。
あれ?という顔をすると、「どうしますか?」と聞かれました。
つまり、トラブルがあったけどまだやる気はありますか?という意味ですね。
やるだけやりたかったのですが、痛みがひどく諦めました。

看護師さんに「どうしたらいいんですか?」と聞いたら(すでに一人しかいませんでした)

「しばらく辛いものとか刺激物は避けた方がいいと思います。」
大好きなのに・・・。
「何かあったらこちらで診療します。不安なら口腔系お医者様へ」
ここは皮膚科だし、最初から咽喉j科に行くつもりです・・。
あと、のど飴と鼻うがいの購入を勧められました。

もう一度洗面所に行かせてもらい、目をあらってうがいして鼻かんでを繰り返して受付に行きました。

支払いをすませ(サービスあるかと思ったらありませんでした(笑))、次のセリフが「次回のご予約は?」
いや~それはないでしょう。
もうなにもなかったことになっている雰囲気がどうにもだめでした。
早々に帰りました。

あれはいけません。

トラブル後から医者が顔をみせません。
最後に顔を出し、どうですか?と様子をみるべきです。そして対処法と、謝罪をするべきです。
相手の対応次第で許せるものが許せなくなってしまいます。
訴訟に発展するケースはこのようなことが起きているのでしょうね。

帰宅後に洗いまくったのですが、鼻とのどの間の部分の痛みがいつまでもひきません。
今も左の鼻からばかり、鼻水がでてしまいます。

医師免許をもった人が施術する皮膚科でもこんなトラブルがあるものなんですね。

接客という意味では勉強になりましたが、ピーリング体験がトラブル体験になってしまいました。

肌はデリケートであり、美を求めている以上妥協が難しいものでもあります。
そして人間ですからミスはあります。
時折、大変な仕事をしているのだと怖くなります。
何かあった時には、責任感は忘れないでありたいと思います。

皮膚科のベッドで、痛みの中で考えていたこと。
「コラムのネタにしてやる~」
実行しました(笑)
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