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病気との出会い、医師との巡り会い

昨日は北大学術交流会館で行われた講演会に、妻と二人で出席してきた。



肝癌に関する内容だったが、講師の先生が、皆、馴染みの先生達で、移植前
に大変お世話になった厚生病院の大村先生も来られるので行ってきた。

残念ながら当日は来られなかったものの司会予定だったのが北大の藤堂教授、
今、ワクチンの事でお世話になっている北大の髭先生、ブログでもお世話に
なっている川西先生、大村先生、いつも病室で顔を合わせていた北大の神山
先生、そして移植の嶋村先生、と見知った蒼々たるメンバー。


各先生が各分野での肝癌治療法について述べられ、有意義な時間を過ごす事
が出来た。





日頃から藤堂教授や北大の古川先生、そして川西先生達は、肝臓病克服や
移植に対する啓蒙活動を積極的に行ってくれているが、まだまだ個人一人々
に充分に行き渡ってはいないと思う。



患者の立場では、どんな先生と巡り会い、どんな治療法と出会い、どんな手
法で病気と向き合えるかというのは、まさに生死を分ける重要なことだと思う。


昨日の講演は、多少難しい内容でも、素人にも分かり易く伝えてくれ、しか
も誰にとってもいつ自分の身に降りかかるかもしれない事なので、一人でも
多くの人に聞いてもらいたいと思った。






そんな貴重な出会いの一人が大村先生で、移植前の厚生病院での治療が無
ければ、その後の移植も無かった。


やっと、4年経ってお会いすることが出来、遅すぎたが、お礼とご挨拶をす
ることが出来た。






いつも、こういった講演に出席して感じること、
貴重な情報を得られることはとても喜ばしいことで本当にありがたいこと。

ただ若干、複雑な気持ちを抱えて帰るのです・・・


それは・・・
話しを聞けば聞く程、自分が助かったことが本当に運が良くて、いい先生や
いい環境に恵まれていたと感じると共に、少しのタイミングのズレでそれら
が存在していなかったかもしれないという恐さと、

そして、そんなチャンスにさえ巡り合わずに残念な結果になっている人も
きっとたくさんいるんだろうな、と思うことと。
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