デスノートで暮れたクリスマス

イヴとクリスマスと二日に渡り、息子らに付き合って『デス・ノート』アニメを全部観た。うう、一体総ずると何時間になるんだろう
観始めるとやっぱり結論が知りたくてやめられないんだよな～。
でも、これは面白い作品だ。作者が勝手に創作したルールに則って主役の二人（ひとりは二代目継ぎがあるが）が頭脳を競う。だから話が進めば進むほど荒唐無稽になるのだが・・微妙なところで最後まで保たせている。

小説『空の境界』をやはり息子がら薦められて読み始めた。が、これは駄目だった。
主人公を始め、登場人物がいずれもどうしようもない二次元的キャラで深みがまったくない。非現実的にもほどがある。それでくそ難しい理屈を並べられてもしら～とするだけだ。長男がやたら変な漢字使いのひねくれた文を書くので不審に思っていたのだが、ま、これが原因とわかったな。
若い者にはこれでも良いんだろう。でもプルーストやロマン・ロランと遊ぶようになってる者には耐えられない。
「今の若い者は・・」なんて決まり文句、言いたくはないんだけど