いつも的確な評論を美しい言葉を駆して書いておられて、常時お邪魔して勉強させていただいている、のぞみさん運営のブログ『過ぎにし方恋しきもの』に、アメリカ杯男子の感想が上がっていました。
そこでアドリアンのFSは「ロミジュリってシェイクスピアだな、と思い出させてくれる演技」と評しておられるのを読んで跳び上がってしまった
さらに「青年期の内省と情動を、マキューシオとの友情とジュリエットとの恋愛によって死をベースに描く。かなり好きな解釈のロミオです」と続けておられます。
ほんとほんと、まさにそういう感じですよね
単なるラブストーリーに留まってない、なんというかもっとずっと深くて凶暴だと思います。個人的には昨シーズンのFSよりも遥かに凄まじいなと。
その演技の世界が今回の出来事で彼自身の人生にもろ重複しちゃいましたよね。勿論当人も誰もそんなこと意図したわけではないんだけど、あの事件のせいで演技に一段と凄味が増す結果になったような気がする。
どうやら、今季のSWEはシュルタイスとベルントソンが平行してそれぞれの内なる魔物を相手に死闘を繰り広げるというような筋書きらしい。
(その脇で全く空気を読まずギュンギュン飛ばしそうなマヨ君が・・また良い)
PS:のぞみさん、勝手に紹介してしまって御免なさい。
そこでアドリアンのFSは「ロミジュリってシェイクスピアだな、と思い出させてくれる演技」と評しておられるのを読んで跳び上がってしまった
さらに「青年期の内省と情動を、マキューシオとの友情とジュリエットとの恋愛によって死をベースに描く。かなり好きな解釈のロミオです」と続けておられます。
ほんとほんと、まさにそういう感じですよね
単なるラブストーリーに留まってない、なんというかもっとずっと深くて凶暴だと思います。個人的には昨シーズンのFSよりも遥かに凄まじいなと。
その演技の世界が今回の出来事で彼自身の人生にもろ重複しちゃいましたよね。勿論当人も誰もそんなこと意図したわけではないんだけど、あの事件のせいで演技に一段と凄味が増す結果になったような気がする。
どうやら、今季のSWEはシュルタイスとベルントソンが平行してそれぞれの内なる魔物を相手に死闘を繰り広げるというような筋書きらしい。
(その脇で全く空気を読まずギュンギュン飛ばしそうなマヨ君が・・また良い)
PS:のぞみさん、勝手に紹介してしまって御免なさい。
シュルタイスのロミオ、今回初めて見たのですが良いプログラムですね。ロミジュリというと生命を賭した恋!みたいなイメージが強くて、もちろんそれはそれでロミジュリらしさなんですが、恋愛物語としてのプロット自体はわりと昔からあるもので、シェイクスピアが翻案した作品としての特徴や魅力は、青年らしい刹那的な葛藤の激しさなのかなと改めて感じました。マキューシオが殺された時にティボルトを殺したように、ジュリエットが殺された(死んだ)時に殺す相手は自分だったんだなーと。ラストの毒を煽るマイムが、出口のない恋が二人を死に追いやった、というよりは、ロミオ自身が選び辿り着いた先に死があった、という風に見えました。昏いところに向かわずにはいられないピュアな激しさが表現できるようになったらすごく素敵なプログラムになるんじゃないかと期待しています。全体がまとまって完成した演技を見られる日がとっても楽しみです。
わざわざ書き込み恐縮です。先ずそちらに一言と思ったのですが、コメントを受け付けておられないようなので、勝手に引用しちゃって申し訳ありませんでした。
のぞみさんのお話ではフィギュア自体への造詣の深さは言うに及ばず、芸術一般の教養レベルの高さにいつも驚かされます。いつも興味深く拝読させて頂いてます。
↑シュル太のロミジュリについて、御意見を更にお聞きできてとても嬉しいです。引用した甲斐がありました(笑)
これからも宜しくお願いいたします