ベルントソン来シーズンも健在

　　　　　　　　↑世界（いや日本？）とフィーバーのクリス

クリストファーのワールド感想がアップされていた。
・・思ったより早く立ち直ったね。

彼は「いつも沈着なクール・ガイ」だと以前解説者が言ってたのを思い出す。どんな時にも絶対取り乱さない。
今回のフリー演技直後のインタビュー、さぞ悔しかろう悲しかろう、こんな時にインタビューするなんて酷じゃない、と見るほうも辛かったが、そんな時でもちゃんと観客の素晴らしさを誉め、前日のショートの成功も忘れず考慮に入れて「満足半分」と表現していた。本当にどんな時でも優等生。しかし「彼の目はもっと深い落胆を物語っていた」というコメントが翌日の記事に載ったとおり、あらわに出さないだけ却って痛々しい印象だった。

この感想も、落胆をしっかり消化してバランスの取れた冷静な評価になっている。
但し、今回もアドリアンに負けたこと、というかそもそもアドリアンのことには一言も触れていない。

試合直後にあまりアドリアンと比較されることに業を煮やしたのだろう、「アドリアンとの間にライバル意識があるのは確かだ。だけど僕は彼と競争するためにここに来てるんじゃない。世界の強豪と闘うためにいるんだ」と吐き捨てた。クリストファーにしては珍しいきつい言い方。

アドリアンもクールと言われてるけど、同じクールでも二人は全く正反対のクールさだよね。

ことによると彼、これで力を失って引退なんて言い出すんじゃないか、という不安を誰しもが抱いたのではないか。私もまさか、と思いながらも一抹の不安があった。

しかし、大丈夫みたい。

　”You haven’t seen the best of me yet...”　という頼もしいお言葉

そうだ、その意気で頑張ってくれ。来シーズンはアドリアンに目にもの見せてやってくれ・・と、いけない、彼なんか目じゃないんでした・・ね