現在の「コロナ禍」、「ロシアのウクライナ侵攻」が起きてる中、そこでの様々な悲劇が私には「ラーゲリ」で起きた悲劇にとても似ている様に感じられました。
出口の見えない閉塞感の真っ只中にある2022年、傷つき、苦しみ、希望を見出せない皆さんに是非、見て頂きたいと思いました。
本当に戦争の傷ましさ、苦しみの中で・・・人々の人生が狂わされ、本当の人間としての生き方を学んだ様な気がしました。
上映中に多くの人達の啜り泣く声が聞こえ、感動しました。
あらすじ
第二次大戦後の1945年。そこは零下40度の厳冬の世界・シベリア…。わずかな食料での過酷な労働が続く日々。死に逝く者が続出する地獄の強制収容所(ラーゲリ)に、その男・山本幡男は居た。「生きる希望を捨ててはいけません。帰国(ダモイ)の日・・・