エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて22年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

魯迅小説全集

2018-04-14 | 読書ノート


 魯迅(1881−1936)の短編小説をすべてエスペラント訳したものである。魯迅の現代をテーマにした小説集「吶喊」「彷徨」と古い民話などに材料を採った小説が470ページほどに収められている。1974年、北京の外文出版社発行である。ほとんど作品ごとに、美しい版画(風?)の挿絵が添えられている。
 魯迅は日本にも深い関わりがあるが、エスペラントにも理解を示した。エスペラントに直接言及する作品はないが、日本を追われた盲人エスペランチスト・エロシェンコが魯迅宅に起居したときに起こった「アヒルの喜劇」という短編がある。
 エスペラント文は読みにくくはないが、(少なくとも私には)内容がややつかみにくい作品がかなりあった。当時の中国人民の生活・考え方などを作品から素直に印象として受け取るような読み方をするのがいいかもしれない。
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