エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて23年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

エスペラントの変化・発展(7)

2019-01-05 | エスペラントあれこれ


・kiom, tiom の形容詞的な用法 ・・・ 初期には見られた用法だが、現在は使われない。
   Se l’ amikoj [...] kolektos tiom vocxojn, kiom ili povos [...] 現在は da を使う。...tiom da vocxoj...

・tuta ・・・ ザメンホフが次のように使った tuta は今ではあまり使われない。
   De teruro mi tuta tremas!
   Ĝi estas tuta el ligno.

・副詞+形容詞の合成語 ・・・ 形容詞を修飾する副詞を、そのつながりを強調するために合成語とする。
   ore-purpura, religio komune-homa
 現在はあまり使われず、単に ore purpura, religio komune homa とすることが多い。

・前置詞+動詞不定形 ・・・ 本来前置詞は名詞・代名詞などの前に置かれるものだが、動詞不定形の前にも置かれるようになった。伝統的に、por, anstataux, krom だけがこのような使われ方をされたが、後に sen が加わった。他の前置詞も使えるはずであるが使われていない。私の記憶では、中国(?)のエスペランチストに pro など他の前置詞を試している人がいる。

・placxi と sxati ・・・ この2つの動詞は使い方が異なる。そして、実は本来の意味も違っていた。placxi は好ましい事を表し、sxati は高く評価するという意味である。「私が〜を好きだ」と言うには、placxi を使って「〜が私の好みだ」という。「私」を主語にしたい場合は Mi amas ~ という言い方があるが、ami の意味はヨーロッパの民族語では様々なニュアンスがあって使いにくい面がある。たぶんそのためもあるのだろうが、sxati に「好きだ」という意味を持たせるようになってきた。sxati が placxi と同じような意味で使われるのが広がってきたので、本来の sxati の意味「〜を高く評価する」を表すために新しい単語 aprezi が導入された。

   
写真はネパールにて
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