エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて22年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

Zamenhof kaj Volapuk

2018-11-24 | 読書ノート


Mia skribado en cxi tiu blogejo pauxzis dum iom da tempo, cxar mi estis iom okupita, kaj ne havis skribendajxon. Hodiaux mi japane skribos pri la libro, kiun mi lastatempe tralegis.

 久しぶりのブログ更新になりました。少し忙しかったのですが、テーマが見つからなかったためでもあります。今回は読書ノート、Zamenhof kaj Volapuk という40ページほどの小冊子です。奈良で行われた日韓合同エスペラント大会で、Sさんに勧められて購入したもの。著者は Goncalo Neves という1964年生まれのポルトガルのエスペランチスト。Historia Vortaro de Esperanto という本で今年のグラボウスキー賞(第2席)を受賞している。

 最初にこの本の目的として次の問題に答えるとある。
 1.ザメンホフは自身のエスペラント第一書を発行した1887年に、すでにボラピュクを知っていたか?
 2.彼はボラピュクをいつどの程度知ったか?
 3.ボラピュクはエスペラントの想像に影響を与えたか?

 最初の問いに答えるために、様々な文献からの引用がなされている。読者はまず、わずか数行の分の中に10を超える文献が引用されていることにまず驚くであろう。著者はいくつかの事実を付き合わせて、ザメンホフがボラピュクを知ったのは1882年の末〜1883年の初め頃と結論づけている。
 ボラピュクが現れたのは1879年であるが、その前年にザメンホフの最初の国際語「Lingwe Universala」の誕生をザメンホフとその仲間や家族が祝っている。というわけで、まだボラピュクについて知られていなかった時期の Lingwe Universala とボラピュク、エスペラントを比較をすることで第3の問題の答えを探る。おおむねボラピュクがエスペラントに影響を与えたことには懐疑的な見解が続くが、動詞の活用変化については影響があったかも知れないという。その論証をした3言語の比較表によれば、動詞の活用変化について Lingwe Universala は全く整理されておらず、ボラピュクはかなり整理されていて(かつ複雑)、エスペラントは完全に整理されている。だからといって、ザメンホフがボラピュクを参考にしたかも知れないという論拠は、そもそも言語に関する知識のない私にはよく理解できなかった。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« Rizkuko(?) Gohei-moti | トップ | 1887年、ボラピュック »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿

読書ノート」カテゴリの最新記事