エスペラントな日々

エスペラントを学び始めて23年目である。この言葉をめぐる日常些事、学習や読書、海外旅行や国際交流等々について記す。

エスペラントを美しく話すために

2007-05-11 | エスペラントの学習
 話す言語として使うためには、ある程度の速さで話すことが必要である。文を個々の単語の集まりではなくて、ひとつのまとまりとして、いわばひとつの単語であるかのように話す。
 このあたり、このまとめ方で的を射ているのかやや自信がないが、講義では易しい詩の朗読をしながら練習した。「朗読」は話すことに慣れる練習として効果的である。ふだんから読むときには声を出す。自分の声を耳で聞いて再確認するので、単に目で読む場合よりも頭が働いている。ひとつの作品を、自分でいろんな話し方を(感情を込めて、素っ気なく、ていねいに、出来るだけ流ちょうに・・・)して、それを録音して繰り返し聞く。気に入った作品は暗唱できるまで聞き込む。どこかで大きな声で実際に朗読(出来れば暗唱)する。
 「私がエスペラントをうまく話すといわれるのは、それだけの努力をしているのです」・・・K講師自身の言葉である。頑張らなくっちゃ!

 もう一つ必要なのは明瞭な発音である。日本語とエスペラントは同じ母音(アイウエオ)を持つといわれる。しかし、両者の母音の発音が同じなのは「E」の音くらいで、残りは同じではない。日本語にはこの5つしか母音がないから、多少あいまいな発音をしても許される。21個の母音を持つ韓国語は別格としても、もっとたくさんの母音を持つ言語は多い。そういう言葉では、エスペラントの「A」がどんな「A」なのか明瞭にできる。日本語同様、エスペラントでも多少あいまいに発音してもおおむね許容範囲なのだが、美しく話すには、明瞭に発音した方がよい。外国で、簡単な単語が通じなかった経験は私にもある。
 日本人は instituto の発音が苦手である。鏡を見て発音してみると、唇の形がほとんど同じままだとわかる。A(ア)の音は口を大きく、下あごをしっかり下に下ろして発音する。I(イ)の音は唇をしっかり横に引く。この2点に気をつけるだけでかなりきれいになる。U(ウ)は唇を円くして突き出す、O(オ)は唇を円く。
 子音ではLの音に注意が必要である。舌の先を上の前歯につける。少し舌の先が出るくらいにする。
 これらを意識して練習したら、唇や舌を動かすのが忙しくてスピードについて行けない。早く話そうと思うと舌がもつれて噛みそうになる。道遠しと感じた次第である。

   写真は上海の「日本人街」で見たポスト
ジャンル:
ウェブログ
コメント (8)   この記事についてブログを書く
« 言語と会話 | トップ | 世界大会の受付で »
最近の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
institutoの発音 (Masakato)
2007-05-11 16:01:39
大抵はinstitutoがinsutitutoになって本人は気づかない。
okupiは言えるのに、okupitaになるとokpitaになる。
どうして反対になるのか、どうしてuのあるなしに気をつけないのか、日本語のuの影響を受ける日本人だけの問題のようである。
母音の発音 (suganokei)
2007-05-17 10:58:18
はじめまして。
「アエイオウ」の発音は、聞き分けられればいいとわりきってますが、
子音と合わさった「ウ」の音は、まぎらわしい場合あるでしょうね。
考えたことなかったので参考になります。
uの発音 (Masakato)
2007-05-17 14:02:58
テレビ、ラジオはもとより電車やバスの車内放送でも「・・・です」を「・・・desu」と言わずに「・・・des」と言うでしょう。そのくせがエスペラントにも現われて気がつかないのです。「su」と発音しているつもりでも「s」なのです。
「su」が全部「s」になるならわかりますが。例:februaroがfebraroに、supozoがspozoに。逆に「s」が「su」になっても気がつかないのです。例:estasがesutasuまたはestasuに、kvarがkuvaruに。チャンポンもあります。例:studentoがsutdentoに、instruistoがinsutristoに。
初心者のうちに気をつけて下さい。
発音 (esperakira)
2007-05-22 09:42:51
エスペラントを使う場面で要求されるレベルがちがってきます。セミナリーオではかなり高いレベルが要求されたと思いますが、正直言って私にそのレベルは難しいですね。
Unknown (Masakato)
2007-05-23 03:37:55
「高いレベル」の意味がよくわかりませんが。私は文法とか作文とか会話とかよりも前に「書いてある字の通りに発音する」という基本的なことを言ったつもりですが。私は発音がデタラメだったおかげで、自分の発音通りに書くから間違いだらけの綴りだったのです。今でも"l"
"r"の区別がつかなくて苦労しています。
はじめにしっかり発音をしてなかったので、書くとき迷うのです。
レベル (esperakira)
2007-05-23 10:31:56
私も「アエイオウ」の発音は、聞き分けられればいいくらいに考えていましたがKさんの講座は「美しく発音する」ことがひとつのテーマでした。書いてあるとおりに発音することは当然の前提でしょうが、その前提ができていないから私には難しいわけです。
Unknown (Masakato)
2007-05-23 11:59:07
私もKさんの「美しく発音する」というクラスに入りたかった・・・
あ、それなら (Yuu)
2011-11-13 20:26:03
中国語の発音だけやればいいんです、母音については。
そんなこといわれても、了解です。

カラオケボックスに行きましょう。で、なるべくゆっくりした歌を歌うのです。

基本的に大げさすぎるんではないかと口を開けます。特にウは要注意

蛸さんの口にしてしまいましょう。

lについては前歯の上のほうにぽんと当てるだけでよいのです。

まずは日本語の歌いながらやってみるのも乙かもしれませんよ、変わった日本語になりますが、それは当然ですから構いません。

コメントを投稿

エスペラントの学習」カテゴリの最新記事