3日目からは日本人5人とフランス人4人で奈良旅行に出かけた。レンタカー(10人乗りのハイエース)を私が運転した。まずは半日かけて石舞台古墳まで、続いて高松塚古墳。高松塚古墳は我々日本人エスペランチストにとっても初めてだった。この日は岩盤浴などもある大きな「健康ランド」に宿泊、温泉を充分に楽しんだ。
翌日はあいにくの雨模様だったが、奈良中心部を散策した。興福寺(阿修羅像など)〜東大寺〜春日大社という典型的な観光コースである。春日大社では結婚式の風景を見ることができた。昼食は軽めに「万葉粥セット」。宿泊は平城京のすぐ隣にある温泉付きホテル。屋上からライトアップされた大極殿が見えた。朝には、はるかかなたに大仏殿や興福寺の五重塔が見えた。
最終日は好天。まず平城京へ。資料館で歴史を学んで、大極殿から東院庭園まで歩く。雨の後で足元の悪い場所があった。この後は宇治の平等院を見学。京都のゲストハウスへ午後3時半頃に着いた。ここでお別れして、我々は恵那に帰った。
息子さん夫婦にとって初めての日本旅行であり、短い日本滞在で出来るだけバラエティに富む旅行を計画したつもりだが、たぶん喜んでもらえたのではないかと思う。少なくとも、日本人エスペランチストたちは満足していた。彼らは京都に2泊した後、G.G. 夫妻は岡山から鳴門に周り、福島・仙台・前橋・東京・横浜などを旅行する。5月2日頃には八ヶ岳エスペラント館にも来る予定である。息子さんたちは充分な休暇が取れず、宮島を訪問して、すでに帰国した。
写真は高松塚古墳。