流浪オヤジの探検日記

KOBEを拠点に各種イベントや名所・旧跡を見て歩き、紹介していきます。

菊正宗酒造記念館

2018-05-19 | 博物館・資料館等
菊正宗酒造記念館は、神戸市東灘区魚崎西町に位置する菊正宗酒造の記念館です。
同館は、国の重要有形民俗文化財に指定された酒造資料566点をはじめとする資料を展示しています。


菊正宗酒造は神戸市東灘区に本社を置く、日本の酒造メーカーです。
灘五郷(なだごごう)の一つである御影郷に本拠を構える大手の一角であり、愛称「キクマサ」で知られています。
灘五郷とは、日本を代表する酒どころの一つとして、西郷、御影郷、魚崎郷、西宮郷、今津郷の総称です。
現在の神戸市の東灘区、灘区及び西宮市を合わせた阪神間の一部地域を指します。


「はねつるべ(撥釣瓶)」(使用年代:大正~昭和30年頃)
動力が無かった時代に井戸水を汲み上げる道具として一般的に使われていました。


「水車精米小屋」
この水車は、常陸宮殿下ご夫妻が昭和41年11月5日、菊正宗酒蔵工場のご視察を記念して縮小再現したものです。


当地では、傾斜のある川の流れを利用した水車を使った産業がありました。


灘の酒蔵家は、その動力を酒蔵米の精米に利用することに着眼し、大量、高精白の酒米を得る事ができました。


石臼に玄米を一斗(18リットル、約15キログラム)を入れ、水車を回転させます。
芯棒が回転し、ナデ(芯棒から直角に突き出た腕の部分)が動き、杵を上下に動かし米が精米されます。


現在の酒造記念館は阪神・淡路大震災後に再建されたものです。
旧館は、御影の本嘉納家本宅屋敷にあった1659年(万治2年)築の酒蔵を、昭和35年に現在地に移築して開館しました。
国の重要有形民俗文化財に指定された「灘の酒造用具」を含む所蔵品を展示、酒造の歴史を伝える企業博物館でした


平成7年1月17日に発生した兵庫県南部地震により倒壊しますが、地上2階建で耐火耐震構造の新館を新築して、
平成11年1月25日に再開館しました。


「菊正宗板看板」
明治末期から昭和16年頃まで同社大阪支店に掲げていた看板


「龍吐水・消防ポンプ」(江戸・万延2年)(国指定重要有形民族文化財/平成12年11月17日追加指定)


「3升つぼ、5升つぼ」


「酒造り絵図」


酒蔵展示室
酒造りに使われた用具類を展示しています。


「会所場」


「洗場」


「釜場」


「麹室」


工程全てが手作りです。


「酛場」(もとば)


「造蔵」(つくりぐら)


「槽場」(ふなば)
“菊正宗・生酛(きもと)づくりの心”を体感できる展示室でした。


「琺瑯(ホーロー)看板」


「酒造り工程 陶器人形」


「ろ過機」


「手動式ポンプ」


「阿弥陀車」(あみだぐるま)
重量物を軽微な力で上げ降ろしするための道具です。
その形が阿弥陀像に光背に似ていることから、この名があるそうです。


「魚崎新蔵」(明治43年)


「酒瓶の変遷」
江戸時代、酒の容器は木製の樽か陶磁器の徳利と決まっていました。
その後、国産のガラス製品へと変わっていきます。


「酒米」
酒造好適米の代表「山田錦」は、灘酒とともに育ってきた最良の酒米で六甲山の北側の兵庫県美嚢郡
(現在:三木市及び神戸市北区の一部)や加東郡(現在:小野市及び加東市)が主産地です。

同館のテーマである「酒造りの原点を知ること」を認識しました。
酒造りの情熱や伝統にまつわるこだわりなど、日本酒の文化を知る事が出来ました。
ありがとうございました。
ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ
『テーマパーク』 ジャンルのランキング
コメント (4)   この記事についてブログを書く
« 大物公園 | トップ | らぁめんたろう 摂津本山店 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
酒蔵 (テイタイムryo)
2018-05-20 01:02:22
灘の酒「菊正宗酒造」の記念館を
観光出来るんですね。

こちらで「鳳鳴酒造」の杜氏場など
チョッとだけ展示している所があります。

阪神大震災のあとNHK朝ドラで酒蔵を舞台にした
ドラマがありましたが
その時は芦屋で見ていました。

杜氏さん(役柄の)が篠山に帰っていくなど・・・
その篠山に現在住んでいることが不思議な感じです。

○「甘辛しゃん」ですね。 (ESPER)
2018-05-20 11:05:01
>テイタイムryo さん
他にも見学可能な酒造所があるようです。
無料ですからお得感あり。
NHK朝ドラは、「甘辛しゃん」(平成9年後半)でした。
朝ドラで初めて阪神・淡路大震災を扱ったと存じます。
一見の価値はありますよ。
(^・ェ・^)(^._.^)(^・ェ・^)(^._.^)ウンウン
Unknown (おっさん)
2018-05-20 21:51:31
地酒の名の通り、古い町には必ず醸造所がありますね。
旧街道などを通り、レンガ積みの煙突が有ると大抵、酒造所ですね。
わが町には酒はありませんが醤油屋さんが有ります。
隣町に有った酒造所が近年廃業した事を思うとこの街にも在ったのかも知れません。
濁酒に始まり最近流行りのワイナリーやブリュワリー等、世に飲兵衛の種は尽きないようですね(笑)
○沢山の・・・ (ESPER)
2018-05-23 21:33:25
>おっさん さん
神戸及びその周辺には、沢山の酒造所がありますね。
全制覇は無理でも少しずつ巡りたいです。
ゎぁぃ♪ ヾ(*⌒∇⌒)八(⌒∇⌒*)ツ ゎぁぃ♪

コメントを投稿

博物館・資料館等」カテゴリの最新記事