餌金日記

金魚と川魚飼いの日常です、

怒濤の進軍

2011-05-04 23:21:38 | アート・文化
私鉄乗り放題が1日分残っていたので美術館めぐり。
「生誕130年 松岡映丘展」「陶酔のパリ モンマモトル」「海と水のものがたり」「ゴーゴー・ミッフィー展」で「猫フェスティバル2011」も回って来ました。
松岡映丘は日本画で大和絵の人です。源氏物語や戦記物など伝統を研究して新しい表現を取り入れています。民族学者柳田国男の弟さんです。「陶酔の-」は1881年にパリで創業した「シャ・ノワール(黒猫)」を中心に集まった芸術家達の活動にスポットを当てています。スランタンの有名な黒猫のポスターがお出迎え。あとで気がつきました。ドレス・コード割引が。猫をモチーフにした服やアクセサリーを身に付けていくと団体割引になるそうです。「海と-」は水をテーマにした展覧会。福田平八郎の「漣」が来ているので行きました。この人のこれが一番好き。そうしたらアルチンボルドがあったのでびっくり。なんでここに。ワインにまつわるものでウエイターが出来ていました。やっぱりすごいです。あと福岡道雄さんの四季の水を表現した木彫が気に入りました。当たりだわここ。「ゴーゴー-」はミッフィー誕生55周年記念。今回は没原稿や下書きもたくさん来ていました。一筆書きみたいな線ですが、ブルーナーさんがとてもゆっくり少しずつ描いているのに感嘆。著名人からのお祝いメッセージが豪華でした。こんな人が、です。「猫-」ついつい余計な出費が。だって猫と金魚が、あうあう。
村田全「数学をきずいた人々」読了。ユークリッド、デカルト、ニュートン、関孝和を業績を中心にまとめてあります。正直な作者の方です。わからないことをわからないと説明しています。まあねぇ。