Blender 牛乳瓶をモデリング
今回は牛乳瓶を中身入りで3種類作った。普通の牛乳、コーヒー牛乳、フルーツ牛乳である。外側のビンを透明にして、中身を見せる工夫をした。上にかぶせてあるフィルムも透け感のあるものにした。完成品を先にお見せしよう。
一番右のがフルーツ牛乳のつもりであるが、少しイメージと違っている。このようなビンに入っている牛乳は今では見かけなくなっているね。スーパー銭湯に行くと、たまに置いてあるところもあるよ。
今回は透け感を出すところがポイントかな。窓からの光で、ビンの口部分のフィルムのところが透け感が出てうまくいったと思う。
制作過程
ビンの外側から形を作る。円柱の辺を選びながら、押し出したり、大きさを調整していった。
これで外側は完成だ。厚みを付ける。次は、ビンを複製して形を変えていく。上部分を削除。厚みもなしにした。
中身を元の外側のビンの中に入れて、そこからまた形を作り直す。
中身が収まったらふたを作る。後からこの上にフィルムを乗せるのでふたは作らなくてもよかったかな。
フィルムは平面をサブディビジョンサーフェスの「シンプル」にして、細かく細分化をかける。こうすると、この後の物理演算がうまくいく。サブディビジョンサーフェスは適用しておく。
次に平面に物理演算の「クロス」をかける。セルフコリジョンをオン。牛乳瓶の方は物理演算の「コリジョン」にする。再生すると、布がかぶさるような形になった。
このようにうまくかぶさったら「クロス」は適用する。次は、首の部分を絞りたい。編集モードで首のあたりを細く選択して小さくする。
後は原点をフィルムの中心に戻して、Sで大きさを整え、少し上に上げて、食い込みを直す。
ここまで出来たらあとは簡単である。色を付けよう。ビンの方は透明感を付けたいので、粗さ1・伝播1にする。中身は色を普通に付け粗さは0.8にしてつやを消しておく。キャップのフィルムはビンと同様に透明感を付ける。
後は複製をしてから中身の色やキャップの色を変えた。背景を入れて画像レンダリングで完成である。