明治37(1904)年に宮沢賢治(1896~1933)の祖父・喜助により建てられる。
大正15(1926)年、30歳になった賢治は花巻農業高校の教職を辞し、この建物で独居自炊を始め羅須地人協会を設立。 村の青年たちに農業の指導のみならず芸術(音楽的活動ほか)についても説き始める。 しかし理想は長く続かず、賢治の病気もあり会は自然消滅。 賢治の没後この建物も人手に渡っていましたが、現在は花巻農業高校内に移築・復元され、賢治を懐かしむ多くの人達が訪れるところとなっています。 高校で鍵を借りれば内部の見学も出来るようですが、私はその事を知らず外観見学のみで済ませてしまったので、もう一度訪れてみたい場所のひとつです。 岩手県花巻市葛1-68 05年10月上旬
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