地元・金ケ崎町出身で参議院議員や岩手県知事を務めた千田正(ちだ ただし 1899~1983)の功績を顕彰する為に整備された記念館。
最初の下見板の建物は、昭和2(1927)年に建てられた旧岩手県知事公舎の応接室だったもので「正光館」と呼ばれるもの。 千田氏が知事在任中の公舎改築に伴って応接室部分のみを町が譲り受け、別の地に復元していたものを平成7(1995)年に現在地に再移築したものです。 こぢんまりとした建物ですが、そのぶん収まりがよくて落ち着けそうな雰囲気を持っています。
2階建の建物は千田氏の生家で、裏にある木蔵と共に昭和5(1930)年頃に建てられたそうです。 彼が米・英留学後に建てられたものであり、和に洋が微妙に交り合ったようにも見えますね。 窓がとにかく大きくて、特に2階の窓は掃き出し窓みたいになっているので、気を付けなければ躓いて屋根から庭に落っこちてしまいそうなくらいです。 1階には千田氏に関する展示がされていたと思います(記憶が曖昧。。。)。
私が訪ねた時は朝の掃除中で、2人のおばあさんが町のいろいろな噂話をしながら楽しそうに雑巾がけをしていた姿が微笑ましかったです。 その後、私の事を根掘り葉掘り聞かれたのは言うまでもありませんが・・・ 岩手県金ケ崎町三ヶ尻谷地中98 05年10月上旬
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