内子町を訪れるのは今回で3回目。 八日市・護国の町並みや内子座といった昔懐かしい光景が広がるのが最大の魅力ですが、今回の探訪の目的はただ一つ、この旭館を見つける事でした。 といってもハッキリとした住所が掴めず、他サイトの記述を頼りにいくつか候補地を挙げての不確定訪問。 それでも見つけられず、諦めて帰途に着いた時に狭い路地の先に偶然発見する事が出来ました。
旭館は大正14(1925)年に活動写真館として建てられ、一時は内子座と共に人気を博していたそうですが、それも今となっては昔の話。 情報通り現在は倉庫か何かになっている様子でした。 それにしても、張り出した前面や塔屋(換気塔?)が往時の威勢を良く伝え、このまま朽ちるには惜しい建物。 再生に向けて「お化け屋敷」に仕立てられ、その入場収益を修復費用に回すなどの試みがされているようですが道のりは遠そうです。 それでもこの建物を残そうという人達がいる事が数少ない支えとなっているのは確かな事です。 愛媛県内子町内子 07年10月上旬
内子のあの街並みにこの建物が観光施設として加われば、大きな目玉になるとは思いますが・・・やはり最後は資金的な問題なんでしょうかね。 このまま廃れさすには本当に惜しい建物です。
今回は貴重な情報をお寄せ下さって誠にありがとうございます。
ここは内子座とセットになって町からの支援が受けられれば良いなと考えておりましたが
そうはいかない経済的な事情も大きいのですね。
個人的にこの建物には思い入れもありますし復活させてあげたい気持ちも大きいです。
出来る事なら私も当日、旭館にお邪魔してその様子を紹介できれば良いのですがちょっと果たせそうもありません。
何らかの形で告知も考えてみたいと思います。