明治25(1892)年築の擬洋風木造校舎。 岩井温泉の端の方に位置します。 小学校が移転した後は村役場や、1階が芝居小屋で2階をアパート、あるいは工場などとして使用され現在は廃墟状態。 外部は比較的原型を留めていると思いますが、内部はかなり改造されているであろう事は想像に難くありません。 このまま朽ち果てるのに任せていいのでしょうか。 鳥取県岩美町岩井450 06年11月上旬
明治25(1892)年築の擬洋風木造校舎。 岩井温泉の端の方に位置します。 小学校が移転した後は村役場や、1階が芝居小屋で2階をアパート、あるいは工場などとして使用され現在は廃墟状態。 外部は比較的原型を留めていると思いますが、内部はかなり改造されているであろう事は想像に難くありません。 このまま朽ち果てるのに任せていいのでしょうか。 鳥取県岩美町岩井450 06年11月上旬
小学校から村役場への転身は分かりますが、それから芝居小屋、アパートとは随分計画性のない履歴です。
人が多く集まった用に使われていただけに、ここで繰り広げられた数々の人間ドラマを想像してしまいます。
正面2階の外壁腰部分の3連飾り、何のシンボルマークだったのでしょう。
築115年、平成の大合併のどさくさに紛れこのまま自然消滅するのを待っているような気がします。
温泉街の端という地理的条件から、山形県庁のような再生は無理かと。 ミカエル
鳥取の「県民の建物100選」にも選ばれ、かつては映画のロケにも使用された、という面影は感じられません。
壊すにも直すにしてもお金がかかるから、とりあえずこのまま放置するのでしょうね。
残念ですけれど何も出来ません・・・
1週間ほど建築遠征に出ておりました。
ここは岩美町の観光案内には載っているので、最低限のケアはしているものと思いたいですね。
ただ、小さな町なので役所には予算や人員が無いでしょうから、
地元住民達の善意による活動にも期待したいところです(傍から言うのは簡単ですが)。
強烈なリーダーシップを持った人が現れて、事態が好転してくれる事を望むのは期待しすぎというものでしょうか・・・。