鯖江の市街地から東に4~5キロ、磯部町の道路沿いに建つピンク色の洋館医院。 福井県の近代化遺産調査では大正12(1923)年の建築、恐らく現役の医院ではないものと思われますが建物の傷みも少なく大切にされてる様子がうかがえます。 福井県鯖江市磯部町 12年09月中旬
寄棟造の玄関ポーチ。
「∧本(山本)」の銘が入った特注の瓦です。
玄関ポーチの上にも同じく「∧本」。
2階の窓の下部が1階の屋根にかかっています。 内部は畳敷きの和室になっていて掃出し窓のようになっているのか、それともこの1階の張り出し部分は後の増築なのでしょうか?
木製の建具がいい感じです。
事前のネット検索ではヒットしなかったので期待してませんでしたが、こんな大物が残っていようとは。 まだまだ全国各地にはお宝物件が眠っているのかも知れませんね。