おおず赤煉瓦館

2007-06-05 07:05:16 | 愛媛・香川





 明治34(1901)年築の旧大洲商業銀行の建物。大洲は「伊予の小京都」とも呼ばれ、明治に入ってからも商工業は隆盛をきわめ、製糸業の盛況ぶりにも目を見張るものがあったといわれます。これらの製糸業者に貸し付けを行う際、繭を抵当としたので保管の為に倉庫が必要だったようで、本館以外にも倉庫などの付属施設が一式となって現在まで残されています。昭和34(1959)年に改造工事が行われた為、内部には銀行当時の面影は残っていませんが、窓の鉄扉やアーチ部分の焼きすぎレンガの使用など、外観には装飾的な面を見出す事が出来ました。  愛媛県大洲市大洲60  07年01月上旬