F-1 マレーシアGP

F-1 マレーシアGP。ルノーのワンツーフィニッシュとなりましたね。
3位にはバトン。ワークスホンダとしては、38年ぶりになるそうです。僕が生まれた頃の話ですね（笑）。
注目のアグリ・ホンダは、琢磨君が14位完走。出井くんは、残念ながらリタイアとなってしまいました。
琢磨君14位完走とはいっても、トップからは3週遅れ。それでも、リタイアせずにちゃんとレース最後まで持って行く・・・これって、実はモノ凄い事なんですよね。
信頼性を上げるためのテストを、ほとんど行なえないままここまで来ているんですから。一つ一つのレースが、テストみたいなものなんです。いわゆる「ぶっつけ本番」というヤツですね。
そんなマシンで、完走する。そう、完走しないとレースにおけるデータが取れないんですよ。そうしてデータを取りながら、マシンの開発をして行かなくてはいけないんです。
そして、今回は前回バーレーンの時のような、チグハグなピット作業も見られませんでした。ピットクルーも、良い仕事をし始めているみたいですね。
スタート地点が低いから、進化して来ているのが目に見てとれる・・・これも嬉しい事です。
確かに、まだまだ他チームとの力の差は歴然としています。進化のスピードも遅いでしょう。
でもこういった「積み重ね」で、アグリ・ホンダは速くなっていくんです。
これは、いよいよアグリ・ホンダからは目が離せなくなってきましたね。次のオーストラリアGPは、4月1～2日。
個人的には、ホンダがF-1に復活。そして中嶋悟がF-1ドライバーになった時の頃のように、ワクワクドキドキしています。
心の中の応援から、だんだん大声に変わってきそうです。アグリ・ホンダへの応援が！