青い欲動

＜青い欲動＞

	青い欲動（字幕版）
	エヴァ・ユッソン
	メーカー情報なし

 

　漫画家の天堂きりんさんなどが描いているような世界で（あ、フィールヤング先月号また買ってなかった）...

　ええと、映画の内容は裕福な高校男子生徒が留守中に”ハングギャング”と表して複数の男女の友達を招いてパーティーを行ったことから物語が始まります。

　最終的に日本で言えば、不純異性交遊といった感じなんですが、パーティーを主催した裕福な男子生徒（アレックス）とその親友（ガブリエル）と女子生徒（ジョルジュ）（レティシア）の4人の物語になります。

　4人で会った時に、裕福な家庭のアレックスが真っ先に交際を求めた相手がジョルジュ。ジョルジュはすでに異性体験があるような女子でした。

　愛を告げられたジョルジュは、アレックスの屋敷の中で性行為を行い、その様子を目撃したガブリエルとレティシアもそのまま行為に及ぶこともできたが、ジョルジュの友人レティシアは『見てるだけでいい』と、その場で立ち止まります。

　翌る日、学校で愛を告げられたジョルジュは、アレックスたちが中庭にいるのを校舎の窓から見かけ、アレックスにスマホで電話をかけますがすぐにスマホを切られてしまいます。その様子を見てしまい落ち込んでしまうジョルジュ。

　その後、またパーティーが開かれ、アレックスはレティシアを部屋に誘います。レティシアは処女でしたが、以前からアレックスに気があったようで、アレックスの求めをコンドーム無しで性行為に応じてしまいます。

　その後、ジョルジュとレティシアは不仲になり、アレックスはレティシアとの性行為をスマホの動画で撮影していました。その映像をガブリエルに見せ、映像をもとに「投稿サイトを開こうぜ」みたいなことを言い始めます。

　再び、”ハングギャング”パーティーが開かれ、失恋したジョルジュはヤケになり、何人もの男子生徒を部屋に呼び性行為を行いました。アレックスの親友、ガブリエルはジョルジュに対してもよき理解者で、最終的にそのふたりの間にも行為が行われます。

　時が過ぎた頃にジョルジュの不純行為が動画サイトに投稿されていました。ジョルジュは生徒たちに罵られ傷つきます。それを見ていたガブリエルが投稿主を衝きとめ映像を削除させます。

　その後、ジョルジュは学校で体調不良になり保健室に行くと、のちに梅毒を患わっていたことが学校内で問題になり、全生徒の健康診断が行われます。レティシアは妊娠していたことがわかり中絶をすることに...その頃、アレックスは親の仕事を引き継ぐかのようにモロッコへ旅立っていました。ガブリエルはなぜか林病と診断されます。その後、ジョルジュとの恋人関係は続き、映画の幕は閉じます。

　男女の欲動と心の中の葛藤は映画を観て感じてもらえばいいのですが、若い時代男って奴は、ちょっと大人びた感じの女性から手を出してしまう訳で、次に求めるのは清純そうな処女といったように、歯止めのかからない好奇心と、気軽な物から手を出しがちな、弱くてどうしようもない生き物なのです。