雑記の宿＜ショーテン＞

雑記の宿から

＜ショーテン＞
港カヲル４６歳ショーコンサートがございますが
４６歳、遡れば物心ついた頃の笑点の司会は三波伸介さん
てんぷくトリオでご活躍されてたみたいですが、その時代は白黒テレビ
実際見ていたのがカラーで笑点の司会になってから

実に恰幅のいい方でございまして、その他にも減点パパなどという番組もされてまして、お茶の間のお父さんというイメージもございました。

その頃はまた　藤山寛美さんという役者さんもおりまして
毎週舞台で、青っぱな姿で出てくる劇は、テレビで見ていた私も
「あの人バカだよね」
なんて一言言ったら　
「何言ってるんだい！あの人は偉い人なんだよ　バカじゃないんだよ」
などと、注意されたもので　見てる方が注意されるほど、バカにしちゃダメな役者さんもおられました。

三波伸介さんの笑点を見てますと
座布団一枚にも緊張感がありました。
なので見てる方も、一枚増えたリ減ったりハラハラしながら見てたもので、座布団９枚ぐらいになって
「おーい座布団全部持っていけー！」
なんてことがあると、会場とお茶の間がドカーンとひっくりかえるほど沸きまして
１０枚達成したときには、一緒になって
「やったー！」
などと感激したものでした。

その頃に、楽太郎さんが新メンバーに入ってきたのではないでしょうか？　ちょっと私覚えが悪いもので、間違ってましたら
どうも　すみません

時代は代わって、笑点の司会は圓楽師匠がなりました。
圓楽師匠は、品のいい司会者でした。
いつもニコニコ笑顔で
「座布団全部もっていきなさい」
などということがよくありましたが、座布団一枚にこだわらない
大黒柱のような方でした。

その頃、楽太郎さんは笑点メンバーの中、着々と力をつけてまして
歌丸師匠の司会の時代の頃には
「次は楽太郎さんだな」
などと囁かれるようになります。

楽太郎さんは、三波伸介さんの時代から着々と高いハードルをクリアしてきた方で

「笑点界の為末大」

とも言われてまして、

「為末大と言えば、世界のメダリストだよ」

「もう　歌丸師匠の次は楽太郎さんだろう」

などと、皆が思ってましたら昇太さんが司会の席に！
楽太郎さんは大コケ・・・

よくよく考えてみましたら
楽太郎さんが笑点の司会者になってましたらメンバー全員
楽太郎さんになってたかもしれませんね・・・

昇太師匠
ああ見えても私どもより年上なのです
４０代で社長になったり政治家になったり偉くなった人もいますが
私どもの人生　まだまだでございます。

ショーテンショーでしたー。

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