後輩のこと

　今日から仕事始めです。完全に正月モード抜け切ってません！いきたくねぇ～

　「あれ？年末仕事、どこまでやったんだっけ？」状態・・・。
　結局、今日一日、エンジンがかからないまま暖機運転で終了してしまいました(笑）

　そんななか、後輩は今日も僕のところにやってきました。ニコニコしながら。
　年始早々かわいい・・・。かわいすぎるっ！！（正月早々ほんと我ながらおめでたい性格だと思います・・・。）

　おとといのデパートめぐりの時に持ってき忘れたと、またお土産を持ってきてくれました。

　年末の実家に帰っていたときのことなどを雑談・・・。仕事？いいじゃないですか。正月正月。

　話がやや、脱線してしまいました。

　後輩と僕は課が違うため、仕事の座席があるフロアが違います。
　（詳しいことは「カテゴリ恋の行方（ノンケ後輩編）」を読んでいただけるとわかると思います）

　仕事中も一日に何回か後輩からメールが来ます。
　まぁ仕事中のメールはそれほどたいしたことは書いていなくて（チェックされてる可能性があるため？）帰るときにいつも携帯にメールを打ってきます。

　今日は仕事始めでやる気ナッシング状態だった僕は、早々に店じまいをして帰る電車の中で、後輩からのメールを受けました。

　そこには最初はまぁ大した事書いてなかったんですけど、後半のくだりに気になることが書かれていました。
　
　ちょっとだけ抜粋・・・・。

　　「課の若手飲み会に誘われたんですけど、気が進まないので断ろうと思います。聞かれたとき暇だって言ってしまったんですけどね。仕事の話とかされるとわかんないし・・・。臆病なんですよね・・・。僕。時々自分が辛くなります」

　いつもすごく僕が心配しているところなんです。後輩のこういうところ。

　前に一緒にドライブ行ったとき（詳しいことはここを読んで下さいね）

　「今日、ほんとに楽しかったです。こんなに楽しかったの初めてです。僕、いつも人の顔色ばっかり見て生きてきたんです。嫌われないようにって。だから周りの人はそれなりに仲いいんです。でも、自分がしたいこと、思ってること言えないんです。嫌われるのが怖いんです。表面ではみんな優しくしてくれるんです。でもこうやって遊びに行ったりするのには誘ってもらえないんです。自分も誘えないんです。断られたらショックだから。」

　って言うのを聞いてから、後輩のこの部分に関して僕自身すごく神経質に見守っていたんです。

　後輩と同じ課の若手に話を聞いたりすると、

「愛想いいけどちょっと付き合い悪いんですよねぇ・・・。」と言われているのを何度か耳にしたこともあったし。

　実は僕、この飲み会が行われること、前に知っていました。（自分は課が違うので行きませんけどね）
　後輩、誘ってもらえなかったのかな？ってすごく気になってました。

　今日のこのメールを見て、誘ってはもらえたんだってちょっとホッとしたんですけど、結局断っちゃうんだったら意味がないですよね。

　「寂しがりやのくせに、自分を見せない」
　「一人でいることが苦手なくせに、輪の中に入っていけない」　　
　「誘ってもらえないと悲しむくせに、誘ってもらっても行かない」
　「人とのつながりを怖がるくせに、人には愛想をふりまいてしまう」
　
　後輩、完全にループしてるんですよね。この循環を。

　こんなメール打ってくるの、きっと僕だけだと思います。
　それだけ、後輩は僕に依存しているのかもしれません。
　僕が、食事やら遊びに誘って断られたことほとんどないですから。

　よく、「誘ってもらえるうちが華なんだから、行きなよ」って言っているんです。
　でも、なかなか腰が重く、行きたがらない。

　僕が参加する飲み会の時は、無理やり引っ張って行くこともありました。でも、僕から離れないんですね。
　飲み会の時に、「***（後輩の名前）はけんたろうと仲いいな」って言われてニコッとしているだけです。

　こういうとき、僕、正直悩みます。

　このまま、ずっと後輩のそばにいてあげられるわけじゃないし、人事異動とかで顔もあわせないようなところに配属になってしまったら、この後輩、ホントに一人ぼっちになってしまって大丈夫なのかな・・・。って考える自分と、この後輩が大好きな僕は、僕に甘えてくれる後輩がかわいくて手放したくないっていう気持ちが自分の中で衝突します。

　結局、このメールの返事、出せないでいます。