昨日今日と冷たい雨が降り、冬が戻ってきたように寒い東京です。
さて、ちょっと久しぶりの「Book of days」ですが、今日、ご紹介したいと思っている本は吉岡忍の「墜落の夏」という本です。
どんな内容の本かというと、
1985年8月12日、日航123便ジャンボ機が32分間の迷走の果てに墜落し、急峻な山中に520名の生命が失われた。いったい何が、なぜ、と問う暇もなく、遺族をはじめとする人々は空前のできごとに否応無く翻弄されていく…。国内最大の航空機事故を細密に追い、ジャンボに象徴される現代の巨大システムの本質にまで迫る、渾身のノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞。
そうです。1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に墜落した日本航空123便について書かれたノンフィクションの本です。
当時、小学生だった僕は確か小学校3年生でした。筑波万博が開催された年でした。事故当日、僕は千葉県勝浦市へ家族や親戚たちと海水浴旅行に出かけていてこの事故を知りました。テレビのニュース速報で日航123便がレーダーから消えたという、聞いたこともないようなとんでもないニュースを聞いてとても驚き、両親も、「何かの間違えだろ?」みたいな感じだったのですが、その後、あらゆるテレビチャンネルがこの日航123便の事故に関する特番に切り替わったのを見て、子供心に「えらいこっちゃ!!」って思ったのを覚えています。
両親、親戚の叔父、叔母はテレビに釘付けになり、テレビが搭乗者名簿を何度も何度も読み上げていて、その中に、自分の知っている人がいないかどうか真剣に見ていたことを鮮明に覚えています。
夜通しずっと、このニュースをしていて、子供心に、520名以上の人がこの飛行機に乗っていて、それが墜落、炎上したらどうなってしまうのか?って事を考えるととても怖くなり、布団に入ってもなかなか寝付けず、親戚の兄ちゃんに「生きてる人いるかな?」って聞くと、兄ちゃんは「無理だよ・・・。ジャンボ機が墜落しちゃうんだよ。何万メートルっていう高さから真っ逆様に飛行機が墜落するんだよ。」と教えてくれ、ますます怖くなり、眠れずにいると兄ちゃんが「ケンタロウ、こっちおいで」と言ってくれその兄ちゃんにくっついて寝た記憶があります。
この事故で助かった人はわずか4名。一瞬にして520名もの命を奪ったわけです。歌手の坂本九さんもこの事故で亡くなりました。
この本は、123便ジャンボ機を操縦するパイロット、客室乗務員、乗客の状態、事故につながった原因、残された家族たち、必死に救助活動をする自衛隊、警察、地元の消防団、またこの救助を陰で支える人々、様々な視点からこの事故を見つめた、非常に優れたノンフィクションだと思います。
大量輸送時代が訪れ、誰でも気軽に海外、国内と飛行機を使うことが出来る世の中ですが、これらは精密なジャンボ機の日々の整備が完璧に出来ているという前提の上に成り立っているってことを忘れてはいけないと思いました。
ただ、整備は人がやること。どこかにヒューマンエラーは発生します。ジャンボ機は世界一安全な乗り物とよく言われますが、様々な要因が重なり、それが最悪の方向に傾くとこのような未曾有の大事故につながってしまうんですね。
さて、ちょっと久しぶりの「Book of days」ですが、今日、ご紹介したいと思っている本は吉岡忍の「墜落の夏」という本です。
どんな内容の本かというと、
1985年8月12日、日航123便ジャンボ機が32分間の迷走の果てに墜落し、急峻な山中に520名の生命が失われた。いったい何が、なぜ、と問う暇もなく、遺族をはじめとする人々は空前のできごとに否応無く翻弄されていく…。国内最大の航空機事故を細密に追い、ジャンボに象徴される現代の巨大システムの本質にまで迫る、渾身のノンフィクション。講談社ノンフィクション賞受賞。
そうです。1985年8月12日、群馬県御巣鷹山に墜落した日本航空123便について書かれたノンフィクションの本です。
当時、小学生だった僕は確か小学校3年生でした。筑波万博が開催された年でした。事故当日、僕は千葉県勝浦市へ家族や親戚たちと海水浴旅行に出かけていてこの事故を知りました。テレビのニュース速報で日航123便がレーダーから消えたという、聞いたこともないようなとんでもないニュースを聞いてとても驚き、両親も、「何かの間違えだろ?」みたいな感じだったのですが、その後、あらゆるテレビチャンネルがこの日航123便の事故に関する特番に切り替わったのを見て、子供心に「えらいこっちゃ!!」って思ったのを覚えています。
両親、親戚の叔父、叔母はテレビに釘付けになり、テレビが搭乗者名簿を何度も何度も読み上げていて、その中に、自分の知っている人がいないかどうか真剣に見ていたことを鮮明に覚えています。
夜通しずっと、このニュースをしていて、子供心に、520名以上の人がこの飛行機に乗っていて、それが墜落、炎上したらどうなってしまうのか?って事を考えるととても怖くなり、布団に入ってもなかなか寝付けず、親戚の兄ちゃんに「生きてる人いるかな?」って聞くと、兄ちゃんは「無理だよ・・・。ジャンボ機が墜落しちゃうんだよ。何万メートルっていう高さから真っ逆様に飛行機が墜落するんだよ。」と教えてくれ、ますます怖くなり、眠れずにいると兄ちゃんが「ケンタロウ、こっちおいで」と言ってくれその兄ちゃんにくっついて寝た記憶があります。
この事故で助かった人はわずか4名。一瞬にして520名もの命を奪ったわけです。歌手の坂本九さんもこの事故で亡くなりました。
この本は、123便ジャンボ機を操縦するパイロット、客室乗務員、乗客の状態、事故につながった原因、残された家族たち、必死に救助活動をする自衛隊、警察、地元の消防団、またこの救助を陰で支える人々、様々な視点からこの事故を見つめた、非常に優れたノンフィクションだと思います。
大量輸送時代が訪れ、誰でも気軽に海外、国内と飛行機を使うことが出来る世の中ですが、これらは精密なジャンボ機の日々の整備が完璧に出来ているという前提の上に成り立っているってことを忘れてはいけないと思いました。
ただ、整備は人がやること。どこかにヒューマンエラーは発生します。ジャンボ機は世界一安全な乗り物とよく言われますが、様々な要因が重なり、それが最悪の方向に傾くとこのような未曾有の大事故につながってしまうんですね。
http://www.marino.ne.jp/~rendaico/ainugakuin/e0011938_16494167[1].jpg
といった惨憺たる虐殺死体と化した
一方、救助に奔走したのは米国のみであった
なお、御巣鷹の尾根の報道写真でも散見される74と尾翼にかかれたU2の残骸は、8月15日に横田から改めて8月12日へ時空ワープで米軍が救助に入ったものの日露により撃墜されたものである
群馬県って空港無いんですか・・・。
知りませんでした。
かずさん小学生前!!わ~か~い~。
この墜落事故は世界最大の航空機事故なんだそうです。
この墜落事故は色々不明な点が多くて、未だにいろんな諸説が飛び交ってますよね。
自衛隊接触説とか・・・。
どんな原因にしろ、520名の命が一瞬に失われるというのは大変なことですよね。
空港のない群馬での飛行機事故・・・
当時私は小学校に上がる前でしたが、地元で起こった大惨事、
幼心にかなりの衝撃を受けました。
一瞬にして失われてしまった、たくさんの命。
そう、坂本九さんが亡くなったので有名な事故ですよね。
もう、あれから20年かぁ~・・・
って、本についてのコメントでなくてごめんなさい
以上、群馬に反応してしまった、かずでした