土日にこの藍宇を見てからというもの、なんだか気の抜けた状態でボンヤリしてしまっています。そんな僕の微妙な変化を見逃さずに、「ケンタロウ先輩の元気がない」と一人、気を揉む後輩。
『お前も原因のひとつなんだよ!』と言えるはずもなく、一人、落ち込み中。
日本語版の本も半分近くまで読み、まだ2人の幸せな生活のまっただ中。イヤでも在りし日のYさんとの甘い毎日を思い出さずにはいられず、ため息ばかり。
見終わった後、ため息ばかりついていた自分、ふと、レオンさんに、「メイキング編も見てね」と教えられたことを思い出し、メイキング編を見ました。
そして、再び涙。メイキング編を見て涙が流れる映画って初めてでした。
本編と同じくらい、二人の幸せそうな生活、捍東の藍宇に対する溢れんばかりの愛情と、藍宇の捍東しか見ないひたむきさが伝わってきました。バックに流れる曲がその映像に広がりを持たせます。
メイキングは僕の好きな、再会した後の藍宇の家で、所在なく突っ立っている捍東のシーンや、再会した藍宇への自分の気持ちが抑えられず藍宇を抱きしめる捍東、何度捨てられても捍東が忘れられずに愛し続けている藍宇の思いがひしひしと伝わる、僕が大好きなシーンが多く収録されていて、嬉しかったです。
『世界が終わるまで一緒にいたい。』
このテロップが画面に流れたとき、涙が溢れました。
病に倒れ、死にゆく運命にあった彼に、僕は何度願ったことか。
この映画はあまりに昔の自分を思い出させすぎます。なのに見ずにはいられない。辛いこと以上に彼ら2人の幸せそうな生活が、僕とYさんの幸せだった日々に重なって、あれからもう10年近く経つのに僕自身が彼の事を全然忘れていない事に気づかされました。
あの時、自分が思ったこと、感じたこと、絶望感も喪失感も、2人で過ごした楽しかった事も、幸せだった事も何もかもが同じ。
捍東と藍宇が2人で車に乗ってドライブをしているシーン。いつもYさんの車の助手席は僕の指定席でした。Yさんは僕が助手席に座るもんだと思っていてくれたし、自分も座るもんだと思ってました。職場のみんなで遊びに行くとき、Yさんの車には誰も乗りたがりませんでした。
『おまえら2人、車の中でイチャついて相手しくれないからやだ。』って。それくらい僕もYさんも離れられないくらい一緒にいました。
車に乗るとYさんは自分の財布を僕に預け、高速代とかジュース代を払うのは僕の仕事でした。槇原敬之の歌にもありましたね。そんな歌詞が。
そんなことを思い出しながら、溢れる涙をゴシゴシこすって見続けました。そして溢れんばかりの愛情を僕もYさんからもらっていたことを改めて思いました。
どうしてもどうしてもYさんに逢いたい。安酒をあおり、ボンヤリした頭で思い続けました。
そんな気持ちを引きずり、ため息ばかりついている僕に、しびれを切らせた後輩は残業で遅くなった帰りのロッカールームで、
「ケンタロウ先輩、明日カレー行きましょう!」
と必殺カレー攻撃を仕掛けてきました。彼なりの優しさなんです。
そんな後輩を見ていると切なくなり、ギュッと抱きしめました。いつもよりギュッと抱きしめたため後輩は少し驚いていました。後輩を抱きしめたとき感じた温もりは僕を安心させてくれました。
この温もりは、彼が僕から離れていくまでは絶対に離したくない。どんなことがあっても手放さないって。彼は今の僕にとって生きる望みなんです。
色んな事に気づかせてくれたこの映画、僕の中では一生に何本も出会えないだろうって思うくらい大切な一本になりました。教えてくれたレオンさん、Jさんに感謝です。書籍版はどうも違った展開っぽいですし、なんでも日本語版の本はインターネットで発表された原版と違うとか。中国語の原版も読んでみようと思います。
読書感想文はまた後日に。
『お前も原因のひとつなんだよ!』と言えるはずもなく、一人、落ち込み中。
日本語版の本も半分近くまで読み、まだ2人の幸せな生活のまっただ中。イヤでも在りし日のYさんとの甘い毎日を思い出さずにはいられず、ため息ばかり。
見終わった後、ため息ばかりついていた自分、ふと、レオンさんに、「メイキング編も見てね」と教えられたことを思い出し、メイキング編を見ました。
そして、再び涙。メイキング編を見て涙が流れる映画って初めてでした。
本編と同じくらい、二人の幸せそうな生活、捍東の藍宇に対する溢れんばかりの愛情と、藍宇の捍東しか見ないひたむきさが伝わってきました。バックに流れる曲がその映像に広がりを持たせます。
メイキングは僕の好きな、再会した後の藍宇の家で、所在なく突っ立っている捍東のシーンや、再会した藍宇への自分の気持ちが抑えられず藍宇を抱きしめる捍東、何度捨てられても捍東が忘れられずに愛し続けている藍宇の思いがひしひしと伝わる、僕が大好きなシーンが多く収録されていて、嬉しかったです。
『世界が終わるまで一緒にいたい。』
このテロップが画面に流れたとき、涙が溢れました。
病に倒れ、死にゆく運命にあった彼に、僕は何度願ったことか。
この映画はあまりに昔の自分を思い出させすぎます。なのに見ずにはいられない。辛いこと以上に彼ら2人の幸せそうな生活が、僕とYさんの幸せだった日々に重なって、あれからもう10年近く経つのに僕自身が彼の事を全然忘れていない事に気づかされました。
あの時、自分が思ったこと、感じたこと、絶望感も喪失感も、2人で過ごした楽しかった事も、幸せだった事も何もかもが同じ。
捍東と藍宇が2人で車に乗ってドライブをしているシーン。いつもYさんの車の助手席は僕の指定席でした。Yさんは僕が助手席に座るもんだと思っていてくれたし、自分も座るもんだと思ってました。職場のみんなで遊びに行くとき、Yさんの車には誰も乗りたがりませんでした。
『おまえら2人、車の中でイチャついて相手しくれないからやだ。』って。それくらい僕もYさんも離れられないくらい一緒にいました。
車に乗るとYさんは自分の財布を僕に預け、高速代とかジュース代を払うのは僕の仕事でした。槇原敬之の歌にもありましたね。そんな歌詞が。
そんなことを思い出しながら、溢れる涙をゴシゴシこすって見続けました。そして溢れんばかりの愛情を僕もYさんからもらっていたことを改めて思いました。
どうしてもどうしてもYさんに逢いたい。安酒をあおり、ボンヤリした頭で思い続けました。
そんな気持ちを引きずり、ため息ばかりついている僕に、しびれを切らせた後輩は残業で遅くなった帰りのロッカールームで、
「ケンタロウ先輩、明日カレー行きましょう!」
と必殺カレー攻撃を仕掛けてきました。彼なりの優しさなんです。
そんな後輩を見ていると切なくなり、ギュッと抱きしめました。いつもよりギュッと抱きしめたため後輩は少し驚いていました。後輩を抱きしめたとき感じた温もりは僕を安心させてくれました。
この温もりは、彼が僕から離れていくまでは絶対に離したくない。どんなことがあっても手放さないって。彼は今の僕にとって生きる望みなんです。
色んな事に気づかせてくれたこの映画、僕の中では一生に何本も出会えないだろうって思うくらい大切な一本になりました。教えてくれたレオンさん、Jさんに感謝です。書籍版はどうも違った展開っぽいですし、なんでも日本語版の本はインターネットで発表された原版と違うとか。中国語の原版も読んでみようと思います。
読書感想文はまた後日に。
ダメ駄目だめ!!落ち込み過ぎですよ。
「明日から、笑って笑って」とは言いませんが程々に。
後輩君も、Yさんことで落ち込んでいるってバレバレじゃないですか?
後輩君も藍宇みたいに、こういう所は敏感に分かると思いますよ。
自分は、ケンタロウさんはあんまり後輩君に
こういう所を見せたらダメだと思いますよ。
たとえ言葉に出してなくても、
後輩君が入れない「ケンタロウさんとYさんの領域」って言うか壁っていうのを。
なんか、後輩君が「俺じゃ、ダメなんだなぁ(元気づけられないとかって意味で)」って
身を引いてしまいそうな気がして・・・。
たまに、酒に酔ってポロって出すぐらいは、OKだと思うけど、
(ケンタロウさんはザルだから、酔ったふりしてやってください)
たぶん今のケンタロウさんは、半径10m位ガンガンに壁が出てる思います。
とりあえず出しておきます、1枚目のイエローカード。
レッドが出たら怖いですよ、もっとバシバシッっと言いますよ。
ではでは。