
連休明けの今日は晴れ。今朝は上空に大きな雲の塊がゆっくりと西から東に流れていて、雲の合間から青空が見えている。朝日は雲に隠れて日が陰っていたが、雲の端からこぼれ出た黄金の光が街をオレンジ色に染め上げていた。今朝の気温は28℃で、昨夜は1週間ぶりの熱帯夜となった。湿度が高めで、強い南よりの風が吹いている。
今日は通常出勤のため、早朝に家を出た。玄関の扉を開けると、ぬるく感じられる温風が吹きつけてきて、朝から蒸し暑い。ただ日射しが無い分、しのぎやすい陽気である。木々の茂みからはセミの弱々しい鳴き声が聞こえていた。
日野駅から電車に乗って新宿駅に向かう。乗り込んだ電車の車内は空いている。いつもは国分寺駅に到着するまでにほぼ全座席が埋まるのだが、今日は三鷹駅まで座席は埋まらなかった。電車が新宿駅に到着すると、改札を抜けて外に出た。上空には雲が多いものの、青空が広がっていて、朝日が照り付けている。強い南よりの風に涼気を感じることができた。
コンビニで朝食を買うと、職場に向かった。道路には木の枝などが散乱していて、昨夜はかなり強い風が吹き荒れたことを物語っていた。職場に着いて、西側の窓から外を眺めると、上空には青空が広がっていて、市街地の先に見える山々には雲がかかっているものの、稜線がくっきりと見える。新宿中央公園の木々は南から吹く風で、波打つように木々が揺れていた。
日中は晴れて、上空には青空が広がった。西北から南東に向かって、大小さまざまな形の綿雲がゆっくりと流れていて、強い日射しが照り付けている。昼間の最高気温は37℃で、今年初の猛暑日となった。体温よりも高い気温で、危険な暑さである。ただ、比較的湿度は低く、カラリとした暑さとなった。
外に出ると、熱風のような南よりの風が吹いていて、まるでサウナの中に入ったような陽気である。しかし日陰に入ると、少し風が心地よく感じられた。
一昨日、東京2020オリンピック競技大会の閉会式があり、東京2020オリンピック競技大会は無事終わった。今日から2週間後の東京2020パラリンピック競技大会までの移行期間は、しばらく東京もいくらか静かになる。
都庁第一庁舎2階の正面玄関を入った場所に置かれた東京オリンピック・パラリンピック両大会の開催までのカウントダウンの電光掲示板の内、東京オリンピック開催までの電光掲示板の前にはオリンピックの日程を書いたボードが置かれたままとなっている。東京2020パラリンピック競技大会開催までは14日との表示がされていた。
正面奥には「パラリンピックフラッグ」と「オリンピックシンボル」が置かれている。「オリンピックフラッグ」は閉会式で次回開催国であるフランスのパリ市長に引き継がれたので既に無く、「オリンピックフラッグ」のあった場所には「パラリンピックフラッグ」が置かれている。
フラッグ展示コーナーの正面には先週まで1階アートワーク台座に展示されていた日本選手の開会式用や式典用のユニフォーム、ボランティアのユニフォームが展示されていた。
オリンピック期間中、「パラリンピックフラッグ」が置かれてた場所には5色の旗を背景に東京2020競技大会の公式マスコットキャラクター「ミライトワ」と「ソメイティ」の大きなぬいぐるみの入ったケースが設置されている。
ケースの中の説明文には過去のオリンピックで登場したマスコットが紹介されていた。
夕方になって仕事を終えると、机上を整理して職場を後にした。建物の外に出ると、北よりの風が吹いていたが、気温はあまり下がらず、外に出ると風が温風のように感じられる。日が沈むと日射しが無くなって多少は凌ぎやすくなるものの、湿度が高くて蒸し風呂のような暑さである。
新宿から電車に乗って帰宅の途についた。日野駅に到着すると、風が幾分涼しく感じられる。上空には暗い空の所々に白い雲が浮かんでいて、雲と雲の合間から星が瞬いているのが見えた。