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NO RESPECT NO FOOTBALL

2012-12-08 18:06:26 | サッカーその他

先週末、オランダでこんな事件がありました。

オランダで副審殺人事件、アマチュアサッカーの少年が暴行(スポナビ)

少年が大人を集団暴行殺人、それもサッカーの現場で、という、重過ぎる事実に言葉が出ません。

KNVBはこの事件を受け、「ZONDER RESPECT GEEN VOETBAL(リスペクトがなければサッカーではない)」というキャッチフレーズと共に、次の文章を全国紙に掲載しました。(改行は私の加工です。そのままだと読みづらいので…)

Dit weekend staat het voetbal stil bij de tragische gebeurtenis waarbij assistentscheidsrechter Richard Nieuwenhuizen het leven heeft gelaten.
Iedereen is geschokt en leeft mee met de familie, vrienden en de vereniging.
De waarden en normen die we kennen en respecteren, zijn ver overschreden.
Het is belangrijk om samen stil te staan bij wat er is gebeurd en om ons af te vragen: Hoe nu verder?
Het is tijd voor bezinning.
Daarom ligt het amateurvoetbal dit weekend stil.
Want zonder respect, geen voetbal.
De KNVB kiest ervoor om de wedstrijden in het betaald voetbal door te laten gaan.
Bij deze wedstrijden wordt collectief een minuut stilte in acht genomen en de spelers en arbiters dragen een rouwband.
Op deze manier worden de herdenking en de stilte zichtbaar.
Voor de spelers, het publiek op de tribunes en de kijkers thuis. Dat is waar het hier om gaat: dat we met elkaar stil zijn en met het hele voetbal laten zien dat dit nooit meer mag gebeuren.
Respect is meer dan een woord!
Laat zien dat jij ook vóór sportiviteit en tégen geweld bent en hang deze poster achter het raam, thuis of bij je vereniging.
Daarnaast roept de KNVB alle voetballers, verenigingen en supporters op om stil te staan bij wat er is gebeurd en om met elkaar in gesprek te gaan. De bond nodigt iedereen uit om goede initiatieven te delen op facebook.com/knvb.

ワタシがオランダ語マスターならきちんと翻訳するところなのですが。残念…。
ざっくり読むと
このたびの悲劇的な事件には誰もがショックを受けています。我々が持っていたリスペクトというものに対する価値観をはるかに超えた出来事でした。我々は今週末のアマチュアの試合を全て中止、プロの試合では、喪章着用と黙祷を行うことにしました。スタジアムやTV観戦の皆さんも黙祷してください。我々はサッカーでこのようなことを二度と起こしてはいけないのです。リスペクトは言葉以上のものなのです。よろしければこのポスター(画像)をクラブチームや自宅の窓などに貼って、あなたのスポーツマンシップや、暴力に反対する姿勢を示してください。facebookに、あなたの意見を書き込んでください。 
多分こんな内容かと。

ワタシはその部分は見逃したのですが、先日のクラブW杯の試合前にも黙祷が捧げられたそうですね?
クラブチームや選手の中にも、この画像やロゴをシェアしたりバナーに使ったりしているところがいくつかあるようです。
KNVBのこのやり方に対する批判意見などもあるとは思います。ちなみにPSVからは特にリアクションは出てないようです。(追記:その後、PSVからも賛同する旨の記事が出ました) 

だけどこのキャンペーンの是非に関わらず、サッカー界における暴力や差別やリスペクトについて改めて考えることは無駄ではないはず。もちろんサッカーというくくりではなく、社会的な視野で考えてみることも。

規模の大小にかかわらず、選手・チーム関係者・審判・組織・サポーターたち、たずさわる全ての人々が互いを尊重し合い、サッカーが、みんなをハッピーにする楽しいスポーツになることを心から願っています。

ちなみに、「ZONDER RESPECT GEEN VOETBAL」のポスター画像やロゴはこちらから選んでダウンロードできます。ポスターへの直リンはこちら(PDFファイル)

 


EL:ナポリ対PSV

2012-12-08 02:23:23 | PSV

 

……。
アヤックス戦以来の、ファンボメルに対する風当たりの強さにかなり参ってました。
ワタシは本当に限られたネット上での情報ソースから自動翻訳でのデタラメ日本語を見てるだけですが、現地メディアではもっと厳しいことを言われてるのかも知れないかなぁ、とか…(;_;)

そんなわけで
敗退が既に決まっているPSVと、既に通過が決まっているナポリ(もしかして2位も決まってた?)とのEL消化試合です。
「彼らは本当にプレーできないんだだだ~」と、アドフォカートが力説?した、先週からフィジカルが疑問視されていたファンボメルメルテンスと、アヤックス戦でたしか足首を痛めたヴィレムスはこのナポリ遠征は招集外となりました。
ファンボメルにとってはおそらく、ミラン退団以後初めてのイタリア入りになったかも知れませんが…残念です。ファンボメルを楽しみにしていたナポリのファンもそれなりにいたんじゃないのかなぁ。これが消化試合ではなく、勝ち抜けや順位を賭けた際どい試合だったら帯同したかも知れませんし、多分すかぱでのTV放送も…

そんなナポリの街の様子
 
「頑張れ ナポリ!」…?

 
アハハ(^▽^) ミランとかインテルとかのエンブレム入りのトイレットペーパー。

というわけで、中盤の選手なのだろうと思いますが、JongチームからBrenet君がプロチームに初招集です。(DFでした)
 
こんな顔。ナルシングじゃないのか、とつっこまれると断言できませんが、多分合ってるはず… 

でもぜ~んぜん期待してなかったのですよ。それどころか、「どーーせ4-1ぐらいでボコボコに負けるんでしょー?くさくさ」と、体調が芳しくなかったのもあって、とっとと寝たのです。
いや実は。珍しく酒を飲まずに寝たおかげでまんじりとも眠れず、試合時間は全然目が覚めていたのですが、わざわざPCを点けて応援しようという気持ちが起きませんでした(←冷)。

12年12月6日 UEFAヨーロッパリーグ グループリーグF ナポリ 1-3 PSVアイントホーフェン

 
交代:ブレネット(87ファン・オーイェン)
サブ:ティトン、デライク、ハッチンソン、ストロートマン、ナルシング、ロカディア

得点:カヴァーニ(18)、マタフス(30)、マタフス(41)、マタフス(60)
カード: カンパニャーロファン・オーイェンデパイヴァイナルドゥム

勝っちゃった!?(゜∀゜)

しかもマタフスのハットトリック!(゜∀゜)

 

ファンオーイェンによる、カヴァーニに直接パスを渡すという軽率なミスから失点したものの、その後何がどうしたか、マタフスが怒涛のハットトリック!
鮮やかな大逆転劇でもって、シーズン最後の(←くそぅぅぅ)ヨーロッパ戦を勝利で締めたPSVであります。
おそらくナポリの側もモチベーションがなかったんじゃないでしょうか?1分少々の超かんたんハイライト動画を見ましたが、マタフスに決められてるナポリの守備はてんでザルザルだったような… 

マタフスはこれで、プレーオフのZETA戦に続いて、ELで2回目のハットトリックです!マリゴメもびつくりの固め打ちっぷりですが、ヨーロッパのカップ戦で、1シーズンに2回もハットトリックを決めるのはクラブ史上3人目ぐらいだそうで、前回は35年近く前までさかのぼるようです(情報が混在してちゃんと調べてないので、モヤモヤした言い方御容赦です)。

そしてブレネットが交代出場して、プロデビューを飾るというエピソードつき。目立った活躍はなかったようですが、本人は出場できたこと自体がとても嬉しかったようで、「今日のユニフォームをベッドの傍に飾っておくよ」というコメントをしたそうです。カワエエのう(^ー^)その初心を忘れずに、大きく成長してね。

 

傍目には、意味のない勝利だったかも知れません。しかし彼らにとっては、週末のトゥエンテとの頂上決戦に向けて勝利の感覚を取り戻すためにも、自分たちを監督にアピールするためにも、必要な勝利でした。
何よりワタシが嬉しくなりました。何せ3連敗中でしたからね。勝つって素敵…

おまけ
 
アヤックス戦の時に気付いていたのですが…。デパイの髪色が戻ってる!?ぱつきんに染めたと思ったのはワタシの見間違いだったのか??もともと1試合限定だったのか、不評のあまりヤメたのか…。で盗まれたという金色のベスパは結局どーなった… 

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結局、メルテンスヴィレムスも、日曜日のトゥエンテ戦は引き続き欠場が発表されました。メルテンスは鼠蹊部の痛みを先週から訴えていました。
メルテンスは1~2週間、ヴィレムスは2~3週間のアウト、だそうです…ヴィレムス年内終わってるジャン(T_T)
もういっそピーテルスを前倒しで復帰させるわけには…なんて、嘘です。無理はしないで。 

ファンボメルのフィジカルもとても心配ですが、もともと出場停止ですからこの際関係ありません(泣) 

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ところでドイツチームですが、なとなんと、CLに続いてELでも、本大会出場チームが全て勝ち抜け決定~!☆
すごい!素晴らしい!(^∀^)
1位通過はハノーファー!シュツットガルト、レヴァークーゼン、ボルシアMGは2位通過です。
そういえば、試合は見てませんが、 MGのルーク・デヨンクがゴールを決めたそうで。怪我からの復帰出場でのゴール、ということになるのかな?おめでとう!しかもオランイェの先輩でもあるカイトが所属するフェネルバフチェ相手に!きっと嬉しかったことでしょうね。

オランダチームは御存じ、PSVもトゥエンテも敗退が決まってしまいましたので(情けない)、CLから運良く転がり込んで来たアヤックスにお願いすることになりました。
決勝戦はアヤックスのホームであるアムステルダムですから、モチベーションは上がりそうですね。オランダ最後の希望なので、優勝目指して頑張ってくれい。