気になる日常+

 ~日常 気になったこと・もの+エトセトラ☆を綴ってます~ 

藤田嗣治展 (06年初夏)

2007-09-18 00:30:26 | 美術



   竹橋の東京都近代美術館に 「藤田嗣治展」 に行ってきました。

   本当は行く気がなかったんですけど、
     「迷宮美術館」という番組を見て
      心打たれるエピソードがあり、見に行くことにしたのです。。。

   
 『 パリに渡った藤田は睡眠時間を削り、朝5時まで
       描き続ける日が続いた。

   食事は一日じゃがいもひとつ、それすらもなくなり
       三日間水だけで過ごすこともあった。

   トレ-ドマークのおかっぱは、散髪するお金がなく、
     自分で垂れ下がった前髪を切り落とした窮乏生活から
         生まれたものでした。

   モンパルナスの画家の溜まり場のカフェで知り合ったキキが、
       肺炎になったが病院に行くお金が無く、
          生死の間をさまよっているのを見て、
         暖炉の薪を買うお金もなかった藤田自らが、
      ヌードモデルとなって、キキを病院に診せて、
                            助けたのであった・・・ 』
 
    わたしはこういうストーリーのあるものに、弱い体質です。

      それで、藤田嗣治展 に行くことにしたのでした。。。


      Ⅰ章  エコール・ド・パリ時代

      Ⅱ章  中南米そして日本

      Ⅲ章  ふたたびパリへ

    
     大きく3つに分かれていましたが、
                                    絵の感じが大分違っていました。

     わたしはこの中で、Ⅰ章 エコール・ド・パリ時代の 
    Ⅰ-2 裸婦の世界  の世界観が好きです。

      上の写真の「五人の裸婦」は、藤田の描いた最初の
         裸婦群像だそうです。

       Mの字を描くように配された5人の裸婦。
         一説によると、5人はそれぞれ、

                触覚(布を持つ)、
                聴覚(耳を触る)、
                味覚(口を指す)、
                嗅覚(犬を伴う)、
  そして中央の女性が、 視覚を表す、
                          と考えられると言います。



    乳白色で描かれた裸体は、女性の持つ柔らかい曲線と重なって
      とても美しいものだと思います。。



      藤田嗣治の描く絵は、繊細ながらもエキセントリックなところがあり、

      魅力があると思います。

   よく知りませんが、そんな絵を描く藤田嗣治自身も、
         魅力的な人だったのかもしれませんね・・・・・





       


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
画家のいきざま (Isao)
2007-09-18 07:52:35
絵だけ鑑賞するのではなく、その生き様も一緒に見ると味わいが深くなりますね。
今回は、偶然のきっかけだつたようですが、藤田の絵は、日本画の伝統を油に活かしているような気がします。
おかっぱ (べー坊)
2007-09-19 02:18:47
フジタの絵は、今年の春、六本木の国立新美術館で見ました。
あの「おかっぱ」には、そんないきさつがあったんですね。
でも、いつも前髪を同じ長さに揃えて、髭も整っているし、やはりオシャレだったんでしょうね。
え?フジタがモデルに?ですか??
男性のヌード??
キキって女性ですか?
僕もあまり、あの風貌?を見て(ごめん)、彼の絵はさほど興味がありませんでした。
でも、一度、ちゃんと見てみたくなりました(^_^)v
Re:画家のいきざま (エリー)
2007-09-21 18:55:53
☆Isao様へ☆

 コメントをありがとうございます!!

 そうですネ!絵だけでなく、その人の生き様も一緒に見ると、味わい深くなりますね。

 藤田嗣治の絵は、何か魅かれるものがあります・・

 まあ、それが好みっていうものなのでしょう~
Re:おかっぱ (エリー)
2007-09-21 19:21:32
☆べー坊様へ☆

  コメントをありがとうございます!!

 六本木の国立新美術館は、わたしも行きました~
 それについて、5/14・17にUPしています

キキは女性です。
 わたしが書いている「キスリング展」の記事の、上にUPしている方の絵のモデルがキキです。

 モンパルナスの画家たちの間では、有名な存在だった
ようです。

>あの風貌?
 まあ、確かにそんなにステキな人ではないかもしれませんネ(笑)
 でも人間は、外見よりも中身の方が大事だと思います。

  わたしもまた藤田嗣治の絵画展があったら、行ってみたいと思います!

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