花粉症とつきあう

この3日ぐらいで花粉を感じ始めた方も多いのではないでしょうか？

目はかゆいし、くしゃみも鼻水も止まらない…わたしはついに今年も始まりました。つらい季節ですね。がんばりましょうね！

ちょっと外に出るときに、ハンカチにペパーミントなど、すっとする香りのアロマオイルを1～2滴たらして、持ち歩くとだいぶ助けになります。むずむずするときに、ハンカチを出して香りをかぐと少しすっと通る感じがします。また、ペパーミントは胃が痛いときにも役立ちます。

花粉症や風邪を、目薬以外の市販の薬を飲んで症状を抑えるのをやめて、9年ぐらいになります。薬で神経を麻痺させたり、身体が熱や悪いものを出したがっているのに、症状を抑えるというのが、あまり好きではないからです。また「薬を飲む」ということに意識されがちですが、尿となって排出されたときに、化学物質が地球を汚すというのも気になってしまいます。だから、今は風邪程度では、何かほかのやさしい方法で、経過するのをケアするのが楽しくなっています。

アーユルヴェーダでは、春は冬の間に溜まったカパの質(重い、冷たい、油、粘性)が溶けて出てくる時期と言われています。デトックスの季節です。冬は、クリスマス、お正月など過食しがちな季節ですが、その時期特に食べ過ぎていると、春のこの時期にどーんと出てきます。冬の間、食べ過ぎないようにちょっと気をつけると、この時期少しラクになるようです。

カパを減らすためには、身体を温める、運動をする、小食にして消化力を高める、チーズやアイス、まぐろのトロ、ネバネバ系の食べ物を控えるようにします。特におすしトロの油は消化するのに4～5日かかるそうです。

でも春の花の香りのする暖かい風が好きです。すてきな季節ですね。

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ペパーミントオイル

わたしは昔から胃が弱くて、３食きっちり食べると、消化できなくてどうも調子が悪いし、とーっても緊張する場面の前や後でも胃が痛くなるし、アレルギーの食べものを間違えて食べてしまうと、一晩胃けいれんで苦しみます。

先日も、何を間違えたのか(？)胃がぎゅーっと痛くなって、丸まって必死に耐えました。どこか体が緊急時のときは、不思議と頭が冴えます。２つ方法を思い出しました。

1つめ→肩甲骨の間のあたりを上から誰かにぎゅーっと押してもらう

２つめ→ペパーミントオイルの香りをかぐ

ちょうどペパーミントオイルが家にあったので、横になって、しばらく香りをかぎました。そしたら、しばらくすると痛みが弱まってきて、すーっと風がお腹に通った感じがしたら、内蔵がグルグル動き出して、ずいぶん楽になりました。信号が赤から青になった感じです。おもしろい体験でした。

 

湿気の多い季節に

外に出れば、爽やかな風や木々の香りをかぐことができて気持ちがよいのですが、家の中は湿気がこもりがちで、雨も降れば中も外もしめっぽい季節です。気温も高いので、カビも発生しやすく、食品の管理やお料理の際にも、気を使います。

この季節にはクローブの香りが役に立ちます。焚いておくだけでカビや菌の発生を防ぎます。乾いた布に1～2滴たらして、キッチンや、靴箱、カビなどを防ぎたい場所に置いておくのも効果があります。バクテリアの繁殖を防ぐので、食品保存にも効果的です。シナモンも、カビやいろいろな菌から食品を守るのを助けてくれます。

強い、特徴的な香りですが、そのなかにふわっと甘みも感じられます。甘い歯医者さんの香り…でしょうか？

そのまま噛むと歯の痛みなどにも効くそうです。(この写真だけwikiからお借りしました)そういえば、中国茶の先生のお宅で、「これ口臭予防にいいのよ～」といただいて、みんなで噛んだり舐めたりしたような…たしかしばらく(1時間くらい)口に入れていていいよ、と聞いた気がします。そうでしたよね？

(クローブの香りは、妊娠中の方には向かないようです)

 

Witch Hazel Water

  転んでちょっとひざをすりむいたり、かすり傷ができたとき、綿棒やコットンに含ませて、拭きとります。香りも優しいので、消毒薬がしみるのがこわい子どもも、安心して手当てできます。

 マンサク科の植物で、腫れを抑えたり、傷の修復を助けたり、バクテリアと戦う効果があります。