地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

家庭菜園・成長してます

2016-11-23 12:48:46 | 日記
家庭菜園の畑に行くと、畑の野菜より地主のお婆さんに関係した事や、ご近所の農家のプロ達の出来事の方に興味が行ってしまいます。
生まれ育った徳島は地方とは言えそれなりの街だし、その後は大阪の中心地で生活していたので「農業」はまったく無関心だし、農業関係の人たちと接する事も殆ど無い人生を送ってきたので、表面上の知識はあっても実行する上での色々な出来事は全てが初体験です。

その初体験と言うのが曲者で、、、すぐに飽きると思っていたが、、、
なんのなんの、、、けっこう興味が持続していますネ。。。

  

 写真は同じ場所です。左は11/3 右は11/21です。
タネを蒔いた後、何の野菜だったのか解らなくなって、そのうち成長したら解ると・・・

ところが成長しても正確には判断できません・・
グリンピース??? キヌサヤ???  まぁ実がなれば解るかな

右側の畝(ウネ)は白菜です・・(列と書けばいいのに畝なんて、私・調子にのってるでしょ)

苗を近所の人に貰ったので覚えてますが・・その手前の数本の野菜が解らない、、、たぶん手前はブロッコリーかなぁ~、奥の方も解らない 

期待してるのは白菜です。。。高いもんねぇ~、スーパーなんかで見ると1/2で390円
収穫時期には安くなってると思いますが、作ってるモノの値段が高いとスーパーでは「ムッ」とするけど、畑では「良し良し頑張れヨ」ってなってしまう。

実は写真で切れている左手前あたりに「辛み大根」を10本程度植えてるんです。
苗をつくり植えたのですが、その時に農家のプロに 「大根は種まきだ」と苗にして移植した事を馬鹿にされた

確かにタネを一面に蒔き、出て来た芽を適当に間引きして、間引きされた大根の苗を「おひたし」にして食べたりするのけど・・・。
ダメだと言われると反骨精神が出てきて大事に育てたのですが・・・
順調に成長してるのは全体の六割程度で飛び飛びになってます。やはり確率は悪い

立派な「辛み大根」を作って、あのプロに「どうぞ」と言って差し上げようと企んでたけど・・ダメ

こういう失敗も興味を持続出来ている原因と考えれば、、、それで良し

政治家など権力者には厳しいけど・・・自分にはあまいんです

干し柿が良い色に

2016-11-22 17:02:53 | 日記
まだ数日しか経っていないのですが渋柿を干したものが良い色になってきました。
柿をむいた後で、熱湯に少し浸けたのですが、2~3個はカビの様なモノが付いている感じですが、全体的にはソコソコ良い感じです。



そして供給過多になってる普通の甘柿も干し柿にしてみようと・・・

柿をむくのはかなり早くなったし腕も上がったかなと、、、上手くなっても意味無いけど

干し柿のイメージとして、車で郊外を走っていると農家の軒先に大量の柿が干してあるのを思い出します。それに比べれば私がやってる干し柿の数はしれてるんですが、5個、、10個とむいていると、ほんの30個程度でも「まだ有るのかぁ~」と感じます。

そして、、、大袈裟な感じがしますが目が廻ってきます。

1個の柿をむくのに、最初に先の中心の黒い部分をとるのに1回柿をまわします。
そして平均6回の回転で皮をむき、ヘタに近い所を1回まわしてむきます。。。
合計8回は回転させるんです、、10個で80回は頭を下向きにして回転させてるんです。

農家の軒先に吊るしてあるあの大量の干し柿をむくのは、私の様に一つの作業を一気にやりつけようとしても無理でしょうネ
広い庭先でボチボチ作業をし、途中で休憩したり他の用事をしたり、、、、。

残念な事に街中の小さな家には作業をそのままにして置くような余裕の場所が有りません。。。

季節外れのトンボになってもやり切るより手はありません

恐怖のデート

2016-11-21 21:35:59 | 日記
この日曜日に久し振りのデートをしたんです。。。
なんかデートの報告のようで変ですけどネ

ほんと久し振りのデートだし、張り切って「紅葉見物と滝」に行って、その帰りに何処かで食事と、、
相手も了承して計画は問題なしです。

その目的の場所なんですが、まだ行った事の無い滝を探しました。
まぁ、滝のある所はだいたい紅葉も楽しめます。。

幾つか候補地は見つけたのですが、その中で「大釜の滝」と言う所に行く事に決定

徳島市内から神山町を通る道を選択しました。この道はゴルフに行くのに何度も通っているので車のナビに頼ることなくスムーズに行く事が出来ます。

その途中・・・神山町でマラソン大会をやってて、沿道から多くの人が応援していました。


何時もなら人影はあまり見かけない所なんですが、人がいてると何だか気分も上々です
なんだか我々のデートを盛り上げてくれてるようにも感じました(楽観的でしょ)

徳島の神山町には温泉も有るし、町おこしもソコソコ頑張ってて山間の町にしては元気な地域です。
消費者庁の移転問題でも何度か全国区のニュースになった地域です。

その神山町の中心地を過ぎると、山に向かってるって感じが一段としてきます。
ナビも「道なり」の繰り返しです。 国道ですが、、、国道も色々で段々と対向車が気になる道幅になってきます。

そんな道中で白い乗用車に追いつきました。
これはある意味ラッキーで、安全運転には最高なんです。
前に車がいてると対向車との出会い頭を気にする必要が無くなり、道幅だけに注意すれば良い訳で車中の会話も弾みますネ

暫くはその白い車に着いて行ったのですが、その車がこの山道で最後の民家と思われるような家に入って行ってしまった。
そこからは対向車や道幅に注意をしながら走る事に・・・。

道は車より少し広いだけで車同士のすれ違いは絶対に不可能です。しかも昨夜の雨で落ち葉が濡れていてかなりスリップしやすい状態です。
隣の席から 「ゆっくり行って」 が何度か・・・・。

内心・・・私も少し道が狭すぎるなぁ~と思いながら走っていました。
道の途中には木が倒れていたり、小さな落石があったり、小規模の崩れもあった・・・

そして・・・三叉路に、、、、。

※ 「かいけ」はケアキの木の事です。大きなケアキの木があります。

どちらの道か解らないし、、、どちらを見ても草が生い茂り、かすかに轍(ワダチ)の箇所だけが解るような道で、まったく左右どちらに行くのか想像も付かない道です。山奥なのでナビも反応しません

そこで停車して 「少し待ってて・・」と言い残し、歩いて右の道の方に行って見た・・・
高さ2m近くあるススキによく似た草が密集していました。
轍の部分を歩き、新しいタイヤの跡が無いか確認しながら・・・・。
100mほど行くと道らしきものは有るのですが、車は不可能の道だったので引き返す事に・・・。

車に戻ると彼女がいないんです

大声で呼んでも返事が無い、、、、もしかすると・・・トイレ???
少し待ってると・・・反対側の道から彼女が歩いてきた。彼女も道の確認に行ってたのだ。。。
そして・・「ダメ」 の一言。

私は念のため 「どんな風にダメなの???」 と聞くと
彼女は 「身長より高い草が生えていて行けない」と言うので
私は 「こっちもダメなんだけど・・」
すると彼女は 「見てきてだ

なんか半ばキレ気味です
それでも確認するより他は無い。 その茂みをかき分けると、ほんの10mほどで道があった

私は急いで戻り彼女に言った 「大丈夫、あの部分だけで、すぐに道は開けている。」

車に乗り出発です
車のボディーに傷が入るのは覚悟しなくちゃなりません。
草がこすれる音が辛い、、、たまに枯れた硬い枝が当ると自分の体が傷付く感じがします。

それでも前進しかない。。。
その嫌な音に川の流れの音が混ざりだし・・・もう少しだと勇気が湧いてきた

谷川を発見 その川の小さな橋を越えると一段と厳しい道になった。。。
それでも・・・前進

しかし、、、どう考えても厳しすぎる。
彼女の側は山側でドアを開く幅が無い。
私の方は谷側でドアを開くには少し余裕があるので降りようとしたが、、、身体がスレスレです。

私は車にしがみつくようにして車の前に出て、歩いて道の確認に行きました・・・。


  

道の真ん中に大きな岩。。。その10mほど前方はがけ崩れで道幅は1mほど。
そして・・・自分が立っている所の谷側を見ると・・・道の三分の一ほどが崩れている。

車からはほんの10~20m程しか離れていないのですが、生い茂る草木で見えないんです。
私達と車はがけ崩れしている道のすぐ近くに居てるんです。

早く退散しないと車の重みで何時崩れるやら・・・。
でも、、、その事は車に戻っても黙っていました。
単に 「もうダメ、前方には大きな岩が邪魔して通れないので引き返す」とだけ話しました。

恐怖のデートのはじまりです

道は草木で覆いかぶさり後方の視界はゼロ、道幅も確認できない。
そこをバックで暫く戻らなければならない状態です。

彼女がが車から降りて確認しながら誘導してくれればかなり違うのだけど、車から降りて後方に行く事さえも危険な状態だったので、自力で車をバックさせなくちゃなりません。

世の男性諸君、、、こう言う時は覚悟しましょう。

危険を覚悟するんじゃないんですよ。 
覚悟するのは隣の席からの罵声です
「だから、、、さっきの所でダメだと言ったのにぃ~」 
この程度は軽い方ですから・・・(にぃ~がのびてるだけ軽い)

まぁ、実際はそんな事を気にする状態じゃない。
何処まで解らないけどUターン出来る所までは頑張らないと。。。
少なくとも彼女が車から降りられる所までは全神経を集中です。

狭い山道・下り・草木で視界無し・誘導無し。。。。

こういう場合の運転方法は一つしかありません。
ハンドルは軽く手で押さえる程度・・・轍(ワダチ)から外れないように

石などで車が浮いた時はブレーキを操作して、ゆっくりと石の段差を降りて絶対に轍から外れないようにする。
なんせ目隠し状態ですから、状況を知るのはタイヤからの感触だけなんです。

どれくらいバックしたか解りませんが、たぶん距離的にはそんなに無いと思います。
彼女が車から降りて誘導するようになってからは、それまでがそれまでですから、なんか楽な感じでした。

車を回転させる所までは少々あったが、それまでの事を思えばそれこそ簡単な事。
車を反転させて、前に向かって走るようになると、なんだか道幅も広い感じさえしました。

先ほど通った「かいけの峠」に着き、そこからは楽勝

・・・思ったら。
静かになっていた助手席から雨嵐・・・ひたすら沈黙を保ち黙々と運転するだけ。
帰り道でで解ったのですが、白い車に付いていく事だけに気を取られ、途中の分かれ道を見逃してしまったみたいです。
時間的に滝は断念して帰路に・・・。


帰りは違う道を通ろうと思い、神山町の方には行かず山川町の方に行く道を選びました。
少しでも機嫌を直してくれないかなと・・・・。

その途中で美郷町と言う山間の町を走っている時に「梅まつり」のノボリを発見。
そして「蕎麦」のノボリも同時に発見したんです。

蕎麦が大好きな彼女が 「お蕎麦って、、、美味しいかも
良いねぇ~ 道に迷った失点を蕎麦で挽回できるなら容易い御用です。




 美郷物産館です。土産中心ですが食事も可能で・・・店に入るなりテーブルに直行して
「お蕎麦 2つ
女性従業員の人が水の入ったコップを運んできて・・・「お蕎麦は売り切れです」

私達は顔を見合わせ 「・・・・・・・・・・・・・」

仕方なく彼女は母親にと梅干を買っていた。

車に乗り、、再スタート
もちろんスタートしたのは車だけではありません

「あ~あ、お蕎麦は食べられないし、高いお菓子を買わされた。」
・・・お菓子は自分で選んで買ったのだろうなんて決して言えません。

何を喋っていたかは記憶にありませんが、まぁ私の耳に良い話でない事は確かです。

暫く、、、滝と蕎麦の話はしないようにします。

干し柿

2016-11-18 19:44:30 | 日記
今年は柿の当たり年です。

去年までは 「ちぎらせてよぉ~」 とおばあさんに言ってた柿の木が、何時の間にか「my柿の木」になって、柿の木5本になった柿を取り放題で、正直な所は供給過多になってます。

そんな状況なのに・・・
お婆さんの近所の人まで 「お~い、渋柿を持ってかえれぇ。」 と農業用のコンテナに山盛り持ってきた。
スーパーの買い物籠だと3~4杯はあります。。。

確かに普通の甘がきとは違って別物だと言う感覚も有りますけど・・・そんなには要らん
ほんの10個もあれば十分です。

その近所の人が帰ってから、側に居てたお婆さんに
「ウチはこんなに必要ないので、お婆さんの知り合いにでも・・・」とお願いすると。

「はいはい、私は仕事もしてないし、これを全部処理して家の軒下に干しといてあげるから、出来たら取りに来な!!」

それは面倒かけるし、ありがたい話なんだけど・・・そういう意味じゃないんですけどねぇ~
一度頼んでしまったら、お年寄り相手にもう変更は不可能です。
とりあえずは渋柿から離れられたが、先ではどうなる事か・・・お婆さんの記憶が無くなる事だけを願うしかない。

あいそで・・・「少しは持って帰る」と言うと
「ふうふなかよく」で10個は必要と言うんです。
正月の時に飾る櫛に刺した干し柿の事を言っているのですが、どう言う意味か解らず聞きなおすと・・。

夫婦で両サイドに2個づづ、仲むつましくで中に6個で合計10個と説明された。
1・2・3をひい・ふう・みぃと数えるので、ふうは2個なんでしょう。

それを聞いて思い出した。。。
外にはニコニコ(2個・2個) 中は睦まじくで(むっつ・6個)合計10個と言う話。
まぁ、どちらでも良いんですけどね 今回はとりあえずお婆さんの話を正解としておきます。

そこで先ほど自宅に帰り干し柿にトライしました。



おかげさんで柿をむくのは早くなりました。
意味は解らないのですが、お婆さんが柿の先の皮を少し残していたので、今回は全てお婆さんが正解と言う事で、その様にマネをしてむきました。

持って帰った少ない渋柿の処理が終わり一段落した時に・・・要らん事に気が付いてしまった。

供給過多で処理に困っている普通の甘柿も干し柿にすれば良いんだ
出来上がって冷蔵庫で保管すればソコソコもつ、家の中に放置したままでブヨブヨになり廃棄する柿が耐えない状態を考えれば良い案だと・・・・大量の干し柿が待っている事も忘れて 「良し」と

急いで柿を確認すると・・・
なんと持ち帰るビニール袋が破れないように全て茎をきれいに切り取ってあるんです。

まだ柿の木に実は大量に残っているので、次回の収穫で枝を残せば干し柿ようのモノは手に入りますが、どうしたものか・・・

警察官の暴行

2016-11-18 13:51:26 | 最近のニュースから
法医学者の出羽厚二・岩手大学教授から「取調べ中の医師の死亡は警察官の暴行だと」告発。

ざっくりと「経緯」・・・

取調べ中に亡くなった医師は奈良県大和郡山市の山本病院の理事長。
2009年に詐欺容疑で逮捕されて事件が表に出ました。

逮捕理由は入院患者に心臓カテーテル手術をしたように装い、診療報酬約170円を騙し取った事です。

しかし警察の本当の狙い は「患者の死亡事件」です。
この山本病院には色々と疑惑があり、その解明に警察が乗り出したのです。

その疑惑は同病院に務めていた女性看護師が軽度の狭心症にも関らず、手術を強要し手術の結果死亡させてしまった。
そして他の患者でも、良性の腫瘍なのに悪性の肝臓癌だと偽り手術をして死亡させた。(保存されていた検体が病理検査で良性と証明)

・・・・これらの捜査の中で発生したのが、今回の「警察による暴行での医師死亡」の疑いです。



医療現場で行われた出来事を立証するのは警察と言えどもかなり難しい、その難しい事件に警察が挑戦していた時に発生した「医師(54)の死亡事件」に問題がある様子です。

この医師が犯行の認否を翻し、警察もあせっていたのは容易に想像できます。
警察官にとり、医師を逮捕して有罪を確定されればかなりの高得点。
世の中の注目度も高く、医師を相手に捜査をスタートすればやりきる(逮捕・起訴・有罪確定)よりは道は無い状態になります。

その上に・・・
医者と言えども疑惑の内容を考えれば、人を殺した殺人犯と同じだとの世の中の感覚も後押しし、かなり強引な取調べの可能性は大きい。
容疑者が枝の暴力団員とか、社会から批判の高い相手には、取調べの警察官も強気になってしまう場合が多い。


私自身の基本的な警察官に対する感覚は・・・たぶん一般的より好意的だと思っています。
しかし、この種の出来事は警察の体質に関る事で、この部分をクリアにしなければ「大昔の警察」の悪い部分が残ってしまいます。

私が子供の頃に遊んでもらった人が警察の取調べを受けた翌日に亡くなった出来事が有ります。
その人は学生の頃から「反体制の学生運動」を積極的にしていた人です。

大人になってもその活動は収まらず、警察・公安にマークされる人生を送りながらも積極的に活動を続けていました。
警察にも何度も事情徴収を受ける状態で、商売をしている身内からも「厄介者」扱いだったようです。

ある時に警察に拘留され、色々と調べを受け、その後に釈放されて自宅に帰り・・・
「体調が悪い・・」と自室に入った。 翌日に食事もとらないので見に行くと・・冷たくなっていた。

普通・・・自分の子や兄弟が突然に亡くなれば、その原因を知りたくなりますよね。
ところが長年に渡って、その人間に迷惑をかけられていたら・・・どうでしょう???

自分だけじゃなくて、妻や子供達も「思想犯」が身内に居てる事で受ける社会からの批判の目。
大都会と違って地方都市じゃ、その状態での人生はかなり厳しいです。
身内の死亡原因には触れずに済ませてしまった身内の人たちを責める事は出来ません。

しかし

その身内の思いと・・・警察での取調べ内容とは別事件の話で、、、、
どんな「厄介者」でも「憎まれ者」でも、取調べに暴力を疑われるような事は警察自身が払拭しなければなりません。
疑いを払拭するのは疑いを立証するより難しい事と思います。

しかし警察と言う場所は密室で、一般社会から覗き見る事の出来ない場所です。
警察内での暴力疑惑を明確にする義務は警察が負わなければなりません。

そんな暴力は無い事が絶対条件ですが、もし、もしも存在した場合は公表して謝罪する事が「近代警察」の勤めであり、そうする事によって世の中から信頼される事を知って欲しい。

ごまかして・・・何も良い事は無い