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嘱託殺人に猶予刑

2018-09-28 19:25:00 | 最近のニュースから
徳島県小松島市中田中筋で発生した事件。
母親が娘に頼まれて殺害した事件ですが、、、ここで、その事に触れるのはたぶん3度目だと・・・

27日に判決が有りました。

懲役2年6ヶ月、執行猶予4年。

一般人に執行猶予が付くと、生活はほぼ無罪と同じです。

この事件に何故何度も触れるかと言うと。
今後も近い親族間での殺人は増えるのでは・・・と、

この事件の様に精神障害の娘と、長年の看病で疲れきった母親。

老人が増えて、自宅介護を余儀なくされた子供。

増えたウツ病の夫や子供と関わる家族。

長年にわたり、頑張った挙げ句の果てに、殺人事件の犯人になってしまう。
こんな悲しいことはない。

これが昔のように大家族なら、負担が分散され、殺人行為を実行する所までは、追い込まれないでしょう。

やはり実行する人も、ある意味において、瞬間的に精神障害者となっている。

「隠れ精神障害」の存在。

子供の時から内向的で社会生活が出来ない人。ただ家で生きているだけの人が日本中に存在しています。
その隠れ精神障害も40才~70才と多いんです。

何故、隠れているのかと言うと。
その隠れ精神障害の親や祖父母に守られていたのです。

農村部での「本家」と呼ばれる家は、身内の異常者の面倒を見続けているんです。
しかし、祖父母が亡くなる時期になり、介護と自分自身が高齢になった親の負担が増しています。
他の子供は都会に出て不在に・・

一人より二人、二人より三人で負担するのが楽なのは当然です。
それは、平等の負担でなくても良いんです、少しでも誰かの助けが有れば、感じる負担は激減します。

それが逆に分けあう人が減る状況ですから、、、そこに身近な人の間での殺人事件が発生しやすくなります。

こう言う場所の殺人は、生命維持装置を付けるか、付けないかの判断に似ている部分があり。
かなり難しい判断になります。

自分が回復不能な植物状態になった時、、、、その為に身近に自分の意思を明確に伝えておく必要があります。

同じ様に、、、、
隠れ精神障害と暮らしている人は、自分が面倒を見られなくなった時の事を話し合っておく必要が有ります。
答えは出ないかもしれないが・・


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