地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

岸田総裁の決心

2024-08-15 18:58:11 | 日記
8月14日 突然に岸田自民党総裁から、次の総裁選挙には立候補しないと。
現実的には自民党のトップの座を明け渡すという事は、日本の国のトップの座も明け渡すという事になります。

政治家の頂点・・内閣総理大臣のポストが自動的に空くのですから、その気のある政治家にとっては大きなチャンスです

マスコミなどで言われている候補者は6名(敬称略)
茂木俊充・68才  石破茂・67才  高市早苗・63才
河野太郎・61才  小泉進次郎・43才  小林鷹之・49才

野田聖子なんかも言われたりしますが、立候補に必要な推薦人20人の確保が難しい

自民党の総裁を決める方法は国会議員382名が各1票で計382票
党員・党友の票をそれと同数として扱います。
それらの合計で決めるのですが・・・
国会議員の票は実質的に「話し合い」があり、誰かに集中します。
地方票と言われる党員・党友の票は有る程度散るので、最終的には国会議員の票が大きく影響します。
安倍と石破が争った時は、石破が地方票で一番でしたが、国会議員票でひっくり返り、安倍首相の長期政権に繋がった。

ところが・・・今回は簡単にはひっくり返す事が難しいんです。
自民党の裏金問題を重視して、岸田首相は自分の派閥を解消し、今回は立候補せず「自民党が変わる必要が有る」と主張しているのですから。
以前と同じ様に、一般国民の意思に近い党員・党友の意思を無視できない。

つまり誰かが圧倒的に党員・党友の支持を得られれば、国会議員たちはそれに従うより他の選択は無い。

では誰が党員・党友に支持されているかという話に
石破茂・河野太郎・小泉進次郎の3人が、他の3人を大きくリードしている様子

その3人の中で、石破茂が頭一つ出ている感じはしますが、国会議員の支持の少ない石破茂はかなり大差で一番になる必要が有ります。
石破茂に取り、今回が最後のチャンス。今回の選挙に勝てなければ、もう二度とチャンスは訪れないでしょう。
可能なら小泉進次郎が立候補を止めて、重要なポストと引き換えに自分の推薦人になって欲しいと思っているでしょう。

小林鷹之は若手議員の支持が多く、所属する「二階派」の支持を得られれば、そこそこの票は集めるでしょう。
寄せ集めでボロ議員の多い二階派のエースです。
しかし経験などが小泉進次郎より少なく、政治に関心のある党員・党友の支持は得られないでしょう。

一番「総裁・首相」になりたい人・・・茂木俊充
派閥の長でもあり、経験も豊富だし、年齢的にも最後のチャンスかも知れない
しかし、、、茂木俊充では自民党が変わったとは言えない。

河野太郎も石破茂と同じ部類で、議員の支持が少ないし、所属する麻生派の親分の支持が怪しく、茂木と河野に割れてしまうかも知れない。
まぁ、自分の親分(麻生)と政治姿勢が違うのですから全面的な支持は難しい。
その麻生太郎と違う点が国民に高評価される点ですから・・どうすりゃ良いんだろぉ~って感じでしょうか。
ただ地方票が石破茂に差ほど後れを取らなければ、議員の票が一気に集まる可能性はある。

高市早苗は個人的に嫌いだからコメントをする気にもならない。

小泉進次郎に関して、色々な憶測が飛んでいる。
誰も立候補者を立てる事の出来ない「安倍派」の約100人の議員。
議員を辞めても自民党員として影響力を残したい森喜朗。
その森喜朗が安倍派の中心人物に「小泉を推せ」と
そんな老害の「抱きつき」は迷惑な話なのですが、そんな話を止める事は出来ない

岸田総裁も自分が身を引く事で、麻生・管・森の3人を自民党の中心から排除しようとしている節もあり、それを察知した3人の動きも活発になるでしょう。

コメントを投稿