私の住む徳島市と遠距離家庭菜園をやってる畑との中間位に府中駅と言うのが有ります。
この府中(ふちゅう)と聞いて最初に出てくるのは東京都府中市が多いと思いますが、府中市は広島県にも有ります。
その為に地震速報などは間違わない様に東京・府中市と表記されています。
私の様な昭和人間は、府中と聞くと一番に「3億円強奪事件」が出て来るかも知れませんね。
この府中の意味は国府と同じような意味で、奈良時代から平安時代にかけて使われ、国の政務をおこなう施設を指しています。今で言うなら県庁に国家公務員が務めていた感じです。
ですから国府(こくふ)とか府中(ふちゆう)と言う地名は全国に残っています。
鉄道の駅名だと府中市が有る東京と広島以外に京都と徳島に有ります。
ただ問題は徳島に有る駅名の「府中」、これは何と読むでしようか❓
もちろん「ふちゅう」ではありません。
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答えは「こう」と読みます。
駅は徳島市国府町府中・・・こくふちょうこう、、、と言う地域にあります。
何故、「ふちゅう」と言わずに「こう」と読むか。
それは江戸時代にさかのぼり、「ふちゅう」と読むと「不忠」を連想して良くないと判断したそうです。
当時の役人が殿さまに忠義が無いと思われては大変と、ビビッていたのでしょうか(笑)
そこで、、、最初に書きましたが「国府」と「府中」は同じような意味と言う事と、、、
「国府」は(こくふ)と読むのと(こう)と読む二通りがあり、「国府」と「府中」は同じだから、「府中」も(こう)と呼んで差し支えないだろうと。三段論法みたいですね
ちなみに、、、地元の徳島では「こう」と少し違って「こおー」と言ってる人も多いみたいです。
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