地方の女たち

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河野・岸田の戦いになるのか・・

2021-09-08 10:36:54 | 最近のニュースから

自由民主党のトップを決める選挙が話題になっていますが、これを決めるのは自民党の国会議員と党友で、他の国民は一切関与できません。

しかし、ある一つの政党のトップを決めるのだから、勝手にやってくれとはなりません。

何故なら、現実的にはその人が日本のトップになるからです。

 

現在の候補者は表明している岸田・河野・高市と石破・野田の5人です。(敬称略)

石破茂と野田聖子は必要な推薦人20人の確保をクリアしなければ候補者には成れません。

 

石破茂

仲間は17人で3人不足しています。推薦人で苦労するようでは立候補しても意味が無いように思えますが、「勝ち」の空気が流れると一気に寝返るのが政治家たちですから、ワンチャンスはあるんです。

そのワンチャンスに賭けて「後出しジャンケン」でなんとか・・・と考えているのか?

ただ前回や前々回と違って人気の高い河野が出るので、議員以外の票が割れてしまい勝ち目は薄いです。

石破が仲間の議員に嫌われているのは、自民党が落ち目の時に見捨てて出て行った過去が原因かもしれません。仲間を後ろから撃つとも言われています。

 

野田聖子

20人を集めるのは難しいみたいですね。派閥にも所属していないので固定の票が有りません。

二階幹事長の下で幹事長代行として活躍したので二階派にお願いしたい所でしようが、半数の10人以上は自力で集めないと協力はしてくれないでしょう。まずは無派閥の人達の中から協力者を探すしかない。菅首相のグループや谷垣のグループの一部でも支持してくれればと期待です。

 

・・・で、表明している岸田・河野・高市ですが、、、

 

高市早苗

安倍晋三に擦り寄り、なんとか20人の協力者を確保できそうです。

この高市早苗の様に時の権力者に擦り寄る手法はどの議員にも見られますが、この人ほどそれを恥だと思わない厚顔な人は居ませんね。森元総理に擦り寄ったり、自民党が怪しくなると外に出た羽田・小沢に擦り寄ってついて行った人ですからね。亭主(国会議員)に出世が無いと思えば離婚もする人ですから、人としては疑問が有ります。

女性が活躍するのは大賛成ですが、やはりそれなりの力を自分で身に着けて進出して欲しい。まるで妾の様な手法で表に出てくるのは、もう少し小さな地方の首長辺りが限度で、国を任す人には不適です。たとえ成功しても女性の地位向上にはつながりません。安倍も本気で最後まで支持するとは思えない、仮に本気で支持したら、、、安倍も終わりが見えて議員の中で安倍支持が減ることになるでしょう。

絶対に有りえないけど、万が一この人が総裁になり首相になったら、、、私は北朝鮮に移住します(笑)

私事ですが6年前に書いたブログ「気持ち悪い高市総務大臣」にアクセスが連日有りますね

その内容は何もなく、単に彼女の化粧が厚くて粉をふいてると言う話だけです

 

河野太郎

この人をどう見るかは難しいですね。所属する麻生派の全面的推薦は取れていない。河野58才が勝つと麻生は隠居状態になりますからねぇ~、麻生80才はまだまだ表舞台で居たい人ですからね。

安倍人気で国会議員になった人たちは国民の人気が高い河野か石破が希望なんだけど、選挙に強い議員たちはその点の重要度が違いますから。

父親の河野洋平(元衆議院議長)と麻生の関係から、河野太郎は麻生派に所属しているのでしょうが、考え方やアピール方法が麻生とは違っている点も全面協力を獲得できない理由でもありますね。

この人が総裁になり首相になると、コロナの問題が有るうちは続くでしょうが、平時に戻ると必ず不協和音が聞こえてきます。それは政治手法が独特なので、どうしても反発される事が多くなります。

政治とは関係ないかもしれませんが、太郎の父親の洋平が肝炎を患い、色々な手当てをしたが効果が無く危険な状態になった時、太郎は自分の肝臓を提供する事を訴えて実行し父親を助けた。

この時に「私ならどうするか」と考えさせられた。結局は実行するだろうが、勇気が必要で簡単には決心できない事です。

 

岸田文雄

この人は一番に手をあげたのは良いが、戦う相手が立候補しないとなって戦略を変更せざるを得なくなっています。

戦う相手を菅首相と考え、その支持者である二階幹事長を完全な敵に回したのですから、二階派の47人の票はゼロと言うハンデを負ってしまったのは痛い。

どれくらい最大派閥の細田派(安倍)から支持してくれる議員を確保できるかが大きなポイントとなります。

それに候補者を持たない竹下派(52人)の支持が必要です。竹下派には茂木外務大臣・加藤官房長官が居るのですが、今回は立候補しないので、誰を支持するか未定です。 党員・党友の票を獲得できれば竹下派の支持を得る可能性は大きいのですが、残念な事に河野・石破に及びません。 仮に石破が立候補しなければ河野に大差を付けられて、流れは完全に河野となってしまう恐れも大きいですね。石破が立候補して党友の票がバラける方が岸田には有利に働きます。

 

選挙のシステムで、党友の選挙結果が出てから国会議員の選挙になります。

この結果で、大きな差が無ければ岸田。 大差を付ければ河野。この2人の決戦投票の可能性も有ります。

石破は立候補しても勝てない。岸田と2人の勝負なら勝てる可能性はあるが、河野が居るので党友の選挙で独り勝ちは出来ない。国会議員の間で人気のない石破だけに、党友の選挙で独り勝ちは絶対条件です。

 

個人的には女性が立候補するのは大賛成なのですが、高市早苗のような手法で高い地位に上がろうとする女性は応援出来ません。推薦人確保が難しい野田聖子にしても勝ちは難しいけど、是非立候補できればと思っています。

今回に、、、と言うのではなく、将来に女性が進出するため、その道を開く意味で頑張ってほしい